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思いが詰まった物の手放し方

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エリサ
エリサ

・ミニマリスト歴10年
・著書が4カ国で出版
・エンディングノート講師
・北海道で一人暮らし
・40代でおばあちゃんに

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【終活】部屋の片付け
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 こんにちは。ミニマリストエリサです。

 本日1月15日はどんと焼きの日、「門松」「しめ縄」などのお正月飾りを神社やお寺で焼く日です。

 今回はそんな日にぴったりのテーマ「思いが詰まった物の手放し方」についてお話しします。

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いただいたご相談

 先日、Voicyリスナーのいくはるさんから、こんなご相談をいただきました。

雛人形の片付けで悩んでいます。保管場所の関係で、古くからの雛人形を手放すことにしました。生活用品は前向きに処分できるのですが、昔から大切にされてきたものなだけに、いざ処分するとなると後ろめたさしか残らず‥昔から大切にされてきたものの片付けについて知りたいです!

ミニマリスト流パッキング術 | エリサ|ミニマリスト「365日手放すラジオ」/ Voicy – 音声プラットフォーム

 今回は手放すかどうかの段階には触れず、手放すことを決めた後のことに焦点をしぼってお話しますね。

自分が納得できる儀式を

 大切にされてきた物や思いが詰まった物を手放すとき。「捨てる・売る・あげる」という分類だけでは気持ちの整理がつかないことがあります。

 こういうときって、物の片付けより、気持ちの片付けのほうが重要。効果があるのは、儀式だと思いました。

 例えば私は、お気に入りだった物を手放すとき、両手を合わせて「今までありがとうございました」とつぶやきます。

 現実的に考えると何の意味もない行動ですし、宗教的な意味合いを持ってやってるわけでもありません。

 だけどこうした儀式を行うことで、気持ちの整理がついて納得して手放せるんです。

 納得感のある手放し方は人によって変わると思いました。

 ある人は「大切にしていた家具でも、修復不可能なくらいまで壊すことで、潔く手放せる」と話していたこともあります。

 またある人は、思い出のこもった食器を最後にていねいに拭き上げて、感謝の気持ちを形にしていました。

 他にも、大切だった物はきれいな紙に包んで手放すというお話しも聞いたことがあります。

 手を合わせる、壊す、拭き上げる、包むなど、人によって納得する方法は様々。ご自身がどんな方法を取れば気持ちが整理されるのかを見つけられたら、大切だった物とのお別れもスムーズにいくのではないでしょうか。

お焚き上げという儀式

 最後に、自分では儀式を考えるのは大変という方へ。お焚き上げという選択肢をご紹介します。

 冒頭でお話したどんと焼きと関連があります。

 お焚き上げは、思いがこもっていて、ただ捨てるのは忍びない物を、神社やお寺でご祈祷やお経などの祈りをささげることで、供養・浄化するという方法です。お守りや御札、長く愛用していた物やお人形、亡くなった方の遺品などを持ち込む人が多いとのこと。

 今回ご相談いただいた雛人形もまさにそうですね。

 検索で「お焚き上げ 札幌市」などと地域名を入れて検索すると、お近くの場所が見つかります。料金の相場は3,000~10,000円くらいのようでした。

 直接持ち込むことにこだわらないなら、Amazonや楽天市場にもお焚き上げサービスというのが出品されています。

 自分だけでは気持ちの整理が難しいと思ったときの選択肢として、覚えておくと良いと思います。

まとめ

 ということで今回は、リスナーのいくはるさんからのリクエストを元に、思いが詰まった物の手放し方についてお話しました。

 自分なりの儀式を見つけること、そしてお焚き上げという選択肢。

 気持ちの整理をする参考になったのなら幸いです。

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