元汚部屋だった私、最近片付け本をむさぼるように読んでいます。
その中に「これは役立つ!」と楽しく読めた本がありました。
Amazonレビューではイマイチな評価になっていますが、読んでみなければわからないものですね。
私にはヒントになる言葉がいくつも目に入ったので、ご紹介します。
部屋が散らかる理由のセルフチェック
□とにかく、気づいたら見事に散らかってる!
4ページ
□「なぜこんな物がこんなところに?」 がしょっちゅう
□朝、着ていくのに迷った洋服が散らばってる
□何が入ってるかわからない紙袋が、部屋のあちこちに!
□たまに思いたって片づけると、よけい散らかる
□こんなに荒れるのは、部屋が圧倒的に狭いせい!
□毎日忙しくて、片づける時間がない
□片づける気力が湧かない、正直メンドくさい…
□「今年こそちゃんと片づけよう」と誓うのに、続かない
□他のことで手いっぱい、家のことは後回し…
いくつか当てはまるなら、この本を読む価値あります。
もうほんと、部屋が片付けられなかった頃の私に読ませたい。
本では、セルフチェックに対応した解決策がひとつずつ提案されています。
その中で私の琴線に触れた言葉をまとめました。
グッときた言葉
また後で使うから…「とりあえず置き」してませんか?
23ページ
過去の自分を振り返ってみて…やってました、とりあえず置き。
「なんでここにこんな物が?」って、自分がやったんです!
無意識の行動が減れば、散らかり発生率が一気に減るとのこと。
確かに紙一枚、ティッシュひとつ置くのにも「今私はこれをここに置こうとしている」と意識するようになってから、散らかりづらくなりました。
そのときは、まるで片づけをしているような気になっているはずです。
34ページ
過去の自分に突き刺さるお言葉です 笑
部屋に散らかっているものを「とりあえず」で袋に詰めるような行為。
取捨選択をしていないから物量は変わらないし、奥のほうは何が入っているかもわからなくなってしまいます。
物がまとまることで、なんとなく片付けた気になってしまうんですよね。
解決策として、本書では『3袋に限定してそれ以上増やさないようにしてみる』という方法が提案されていました。
上限を決めると自然と取捨選択するクセがつくので、良い方法ですね。
部屋を改造するか、自分を改造するか
44ページ
厳しくも優しいお言葉。
散らかる理由を部屋が狭いせいにしない。
解決する方法として、
- 部屋を模様替えして、すっきりした空間を想像してみる
- 落ちるのをやめ、片付け好きな自分を想像してみる
- 奥様雑誌から、部屋を広く使うためのアイディアを学ぶ
などの方法が書かれていました。
部屋のせいにしているうちは、どんな部屋に移り住んでも結局散らかっちゃうんですよね。
片付けは“おまけの時間”でするものと思ってませんか?
45ページ
昔の私はまさにこれ。
やりたいことがいっぱいで、時間が余ったら片付けようと思っていました。
でもそんな時間なんて永遠にやってきません。
今は「やりたいことを気持ちよくやるために、片付けは必須」くらいの気持ちでいます。
こんな言葉も書かれていました。
「散らかっている部屋では、疲れた体を癒すのに時間がかかります。散らかっている部屋では、ものがすぐ見つかりません。散らかっている部屋では、心が落ち着かないのです。
<中略>
片づけタイムをちゃんととると、なぜか忙しくなくなる!」
ほんとほんと。
疲れた暮らしの悪循環を断ち切るためには、片付けの優先順位を上げることが必要ですね。
「引き出し3個を片づける」というふうに、すぐできそうな目標を持っているといいでしょう。
56ページ
目標設定が高すぎると、取り掛かるハードルも上がります。
すると結局手をつけなかったり、せっかく始めてもゴールまでたどり着けなくて「スッキリの快感」を味わうことができません。
やればやるほど片付けの苦手意識が強くなっちゃいますよね。
本書では小さいノルマにしてみることを推奨されています。
例えば引き出し3個だけにしたり、CDを3枚分かけている時間だけするなど。
私も物が多かった時、棚ひとつだけ、箱ひとつだけと小さく決めて空き時間に進めていったことがあります。
頻繁に達成感を味わえるので、ゲームのように楽しくなって続けられました。
レッスン1だけでもすごい
本書はレッスン1から4までで構成されています。
1だけでお役立ちポイントがたくさんありました。
ちょっと長くなったので、続きは日を改めてブログに書きたいと思います。
散らかった部屋にお悩みの方が、改善するきっかけになれば幸いです。
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