前回は、本書のLesson1 散らかる理由のセルフチェックの回でした。
今回は、Lesson2〜4からピックアップした言葉をまとめてご紹介。
スッキリの快感を体験し、片付け欲が湧いてきて、きれいな部屋をキープできるようになるお話しです。
Lesson2 まず「スッキリの快感」を体に覚え込ませよう
部屋という大きな単位の前に、小さい単位でレッスン!
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小さな単位をきちんとやり遂げる経験をすることで、『スッキリの快感』を味わって片づけ欲もどんどん湧いてくるとのこと。
↓このツイートも似た理論。
バックがスマートになると、行動もスマートになる!
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小さな片付けの1歩として、バックの中を整理する方法です。
第一段階は、必要最小限のものがあるかを確認して、取り出しやすい位置にあるかをチェックするだけ。
片付け意欲を高めるには、小さな1歩をたくさんつないでいくのが重要なんですね。
「揃える」は片づけの基本動作
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靴を揃えるだけ。
たったそれだけで片付け体質になるとのこと。
多分この行為って、意識の改革を後押ししてくれるんだと思います。
Lesson3 この小さなコツで「片づけ欲」がみるみる湧いてくる!
帰り道に「片づいた部屋でくつろぐ自分」をイメトレ
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帰宅途中のイメージングは、不思議なことに必ずその行動に直結するとのこと。
確かに「帰ったら休める〜」考えていた頃は、部屋に着いたらすぐ座り込んでしまい、疲れ果てて立ち上がれないと言うことが日常茶飯事でした。
片付けられるようになった今は、持ち物をどう片付けるかを考えながら帰宅することが多いです。
イメージの力、活用しない手はありませんね。
片付けを先延ばしにすると、休んでいる間も「あ〜、後でこれを片付けないと」という思考が頭の片隅を占めてしまい、その分疲れます。
同じ時間を使って片付けるなら、さっさとやってしまった方が絶対お得。
キレイを死守する「聖域」を作ると、大きな達成感が!
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花を飾ると部屋が片付く、なんて話を聞いたことがあります。
キレイな場所が1カ所あるだけで、そこから派生して広がっていくんですよね。
見慣れすぎて散らかってることすらわからなくなった部屋でも、聖域があることでその差が歴然とするという効果もありそうです。
部屋が心模様の象徴なら、先に部屋からキレイにしよう
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「部屋は今のあなたの象徴」というフレーズを逆に活用して、部屋から自分自身を変える考え方です。
「模様替えは自分自身を変えるチャンス」とも書いてありました。
いつもきれいに片付けができる自分をイメージしながら、模様替えができるといいですよね。
Lesson4 ずっと部屋をキレイなままにする!ストレスフリーな方法
いらなくなった物と決別する「心の護美箱」を用意しよう
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寺院にあるゴミ箱は「護美箱」と書いてあることがあるそうです。
つまりキレイな場を護るための物。
物の要・不要を判断するのは精神的にも肉体的にもしんどいことではありますが、美しい場所を作るためには不可欠ですね。
捨てられない物をペンディングコーナーに
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ペンディング、つまり保留コーナーを作るということですね。
捨てるのがなかなか決断できない人は、まずは保留にしてワンクッションおく。
この方法、本書によるとなんと手放す成功率90%だそうです。
私の実体験では、保留箱に入れた物を使う確率は50%くらいの体感ではありますが、これは持ち物を相当絞り込んだ末の保留箱だからかもしれません。
スペースを先に決めて、物の増殖をストップ
150ページ
例えば「服はクローゼットに収まる分だけ」「文房具はペン立てに入る分だけ」と、物量に上限を設ける方法です。
豊かな現代、ほっておいたら自然と物が増えていきますから、どこかにストッパーが必要ですものね。
物理的にスペースで制限するのは、わかりやすくて良いと思いました。
いつの間にか片付く部屋に
この本を読んで実践すれば、いつの間にか片付く部屋になりそうです。
Lesson1では『部屋が散らかる理由のセルフチェック』がありましたので、ご興味ある方はこちらもどうぞ。
お部屋がスッキリするヒントになったのなら幸いです。
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