こんにちは。ミニマリストエリサです。
私は今、読書するたび筋肉が増えます。この本のおかげで。
才能というのは天から与えられるようなものではないし、努力は歯を食いしばるような苦しみのことでもない。それを「習慣」というテーマで明らかにしてみたい。
ぼくたちは習慣で、できている。
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本の内容をざっくりと
第1章では意志力について、第2章では習慣について、著者の体験談と数々の文献や著名人のエピソードを交えながら掘り下げてあります。
著者が「この本の構成について」で述べているように、習慣化のコツだけ手っ取り早く知りたい人は、まず第3章『習慣を身につけるための55のステップ』から読むと良さそう。その上で納得感が欲しいときは、1章2章に戻って読むと効果的と思いました。
第4章では、習慣化を実現した著者から見た、「努力」「才能」の意味の再構築とも言える内容でした。習慣化の意義をより深く理解したい場合には、この章が役立ちそう。
この本の活かし方
この本を読んでいると意欲が高まって、どんどん習慣化していけそうです。
だけど私は基本的に怠け者。時間の経過とともに意欲が下がっていくのは明らか。
なので本の読み方を工夫しました。
- まずは全体をさらっと読んだ
- 習慣を身につける55のステップから1つ選んで読む
- 読んだらすぐ実践(今ここ)
- 習慣化したら、2→3を繰り返す
習慣が身につくには時間が必要なので、長期計画で実践するつもりです。さっそく、やることリストに追加しました。週1で習慣が身についたかチェックし、身についたら次のステップを実践します。
これも習慣化のひとつですね。

今実践中のステップ
遊びすぎ防止策
私の趣味のひとつに、オンラインジグソーパズルがあります。時短の工夫を重ねていったら、クリア時間ランキングで1位連発するくらいになりました。
ほどほどに遊ぶなら良いけれど、はまり過ぎて連続してやってしまう時期がたまに発生します。今がちょうどその時期でした。
そこで本の『ステップ6 習慣のトリガー&報酬を洗い出す』を参考にカウンターアプリをスマホに入れて、パズルをやりたくなったらカウントを貯めることにしました。すると、たったそれだけのことが抑止力に。「パズルしたい→する」ではなく「パズルしたい→カウントアプリ見る→やらなくてもいいか」という心の動きがあります。
もうひとつ『ステップ15 やめたい習慣はハードルを上げる』を元に、最後は必ずログアウトするようにしました。ログインの手間は1回クリックするだけなのですが、そのひと手間のおかげで踏み留まります。
そういえば私は、片付けをするときに1ステップ増えるだけでめんどうになってしまう人間でした。ほんのわずかな壁を作るだけで行動を変えられるなんて、めんどうくさがりで良かったです。
いつもの習慣をトリガーに
冒頭でお話した「読書するたび筋肉が増える」理由。それは読書=いつもの習慣をトリガーに、エクササイズをするようにしたからです。
これは『ステップ23 トリガーを仕掛ける』に書いてあったことを参考にしました。
私にとって読書はすでに身についた習慣です。「読書中はエクササイズ」というひも付けを自分にインプットしたことで、エクササイズ時間を増やす試み。
本を読みながらプランクしたり、スクワットしたり、クラムシェルをしたりしています。休憩はさみながらですけどね。
あるあるの宝庫
55のステップごとに、習慣を難しくする原因が書いてあります。
ここ『習慣の挫折、あるある』の宝庫でした。
「わかるー!」
「そうそう、それで続かなかったの」
「じゃあ、どうしたらよかったの?」
と共感しながら習慣化のやり方を覚えられます。
著者の他のベストセラー
この本がきっかけで、ミニマリストという生き方を知った人も多いと思います。
元マキシマリスト(物が多い)だった著者がミニマリストになったきっかけは失恋…!著者の心情を追ううちに、ミニマリズムの魅力と効果を知ることができます。
この本は誰におすすめ?
三日坊主な自分にうんざりしてる人は、この本が希望になると思います。
続かないのは意志が弱いせいではありません。やり方を知らないだけ。
私はこの本に出会って、自分の1年後の変化がますます楽しみになりました。
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