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固定観念を手放せば、服はもっと減らせる

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エリサ
エリサ

・ミニマリスト歴8年
・著書が4カ国で出版
・エンディングノート講師
・北海道で一人暮らし
・40代でおばあちゃんに

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【終活】部屋の片付け
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 こんにちは。ミニマリストエリサです。

 今回のテーマは「服装の固定観念を手放す」。服を減らせない原因のひとつがこれにあると思いました。

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1.毎日違う格好をしないといけない

 「毎日違う格好をしなくてもいい」と思えるようになったのは、私がしてきたパフォーマーという仕事が影響しています。

 モデルやアナウンサーというお仕事は毎日違う格好をすることでアピールできるものが多いですが、パフォーマーは固定の衣装があったほうがブランド力が強くなります。

 このことに気づいたとき「どちらを選ぶかは自分次第」と思えたんですよね。

 ちょうどミニマリストという生き方を知ったのと相まって、「毎日違う格好をしないといけない」という固定観念を手放すことができました。

 それにしても、どうしてこんな固定観念があったのでしょうね。

 アナウンサーさんは毎日違う格好で登場し、ファッション雑誌でも「毎日着回しコーデ」などの企画で、まるで毎日違う格好をするのが当然かのように話が進んでいきますから、その影響でえしょうか。

 でもこれ、それぞれの立場を考えると理由が見えてきます。

 例えばアナウンサーさんは、テレビに出て人目につく仕事なので、毎日視聴者の目を楽しませるという役割を担っているのかもしれません。

 もしくは服装を変化させることで「昨日とは違う日」というのをビジュアルで伝えるという効果もあるかもしれません。

 雑誌の着回しコーデは、ファッション雑誌とアパレルブランドの関係があるかもしれませんね。

 双方の協力があって成り立っている仕事でもあると思うので、アパレル商品をたくさん売るために「服がたくさん必要ですよ」とアピールする面もあるのではないでしょうか。

 こうやって考えてみると、テレビという媒体に出るわけではなく、アパレルブランドとの協力体制で生きているわけでもない人は、別に毎日違う格好をしなくてもいいという事実が見えてきます。

 自分が望んで毎日違う格好をしたいなら楽しんだらいいと思いますが、誰かが作った意味のない固定観念に踊らされる必要はありませんね。

2.似たような服を買ってはいけない

 思い起こしてみると、ライフスタイル系の雑誌やお片付け本に「クローゼットには同じ服ばかり」というのが、否定的なニュアンスで書かれていました。

 似たような服を買ってしまって、結局服装が偏ってしまう、かぶっているから服装の幅が広がらない、という理由ですね。

 これもさっきの「毎日違うコーディネート」の話に通じると思いました。

 今の私の価値観で見ると「同じような服ばかり買ってしまうなら、それが私の方向性!そっちで揃えよう!」って、むしろ肯定的な発見として捉えます。

 ただね、同じような服ばかり買ってしまうことを否定する意見には一理あると思いました。

 例えば私が二十歳だったとしたら、自分の服装を固定せずにさまざまなジャンルのファッションを試して幅を広げて、自分の可能性を探るほうが価値があると考えます。

 広い世界を知った上で、自分に合ったもの・好きな物に集中すること。

 広げて、絞る。

 40代は絞ることで魅力が増すから絞り込む。ただそれだけです。

3.試着して買えば失敗しない

 たしかに生地感や着たときのシルエットがわかるので、通販で写真を見ただけで買うよりは成功確率が上がるのは確かです。

 でも、試着したって失敗するときはすると思いませんか?

  •  ショップの照明が暗すぎて、明るいところで見たら色味が違った
  •  ショップでは靴を履いて確認したからバランス良く見えたけど、屋内で靴を履かずに過ごすときの服だからバランスが悪かった
  •  色も形も満足だけど1日着ただけで毛玉大量発生
  •  1日着ていたらひざの裏がシワッシワになってひざが出っ張ってシルエットが崩れた

 こういうのは一時的な試着だけではわからないことが多いです。

 毛玉やシワなんかは素材である程度想定できることもありますけれど、条件が複雑に絡み合うので完全に判断するのはむずかしいです。

 だから私は、試着しても失敗するときはすると思うようになりました。

 「試着したときはとてもよかったし…」なんて思わず、失敗は失敗と認めて、サクッと手放したほうが次へ進めます。

 ということで今回は「服装の固定観念を手放す」というテーマにそって

  1. 毎日違う格好をしないといけない
  2. 似たような服を買ってはいけない
  3. 試着して買えば失敗しない

という過去にとらわれていた固定観念のお話しをしました。

 服を手放すヒントになれば幸いです。

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