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『捨てない人』だった祖父の澄んだ空気の記憶

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エリサ
エリサ

・ミニマリスト歴8年
・著書が4カ国で出版
・エンディングノート講師
・北海道で一人暮らし
・40代でおばあちゃんに

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私のこと
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記憶にある祖父は、いつも穏やかでユーモアのある人でした。

周りがバタバタ慌てていても、淡々と落ち着いて物事をこなし。
誰かがプリプリと怒っても、冗談を言いながら明るくいなし。

そんな祖父は『捨てない人』でもありました。

祖父が持っていたもの

ミニマリストである私は、一般家庭によくある炊飯器もテレビもソファも持っていません。

反対に祖父は、物をたくさん持っていました。

  • ホームセンター並みに種類豊富なネジ
  • 家族の記念日ごとの新聞(私が二十歳の時に、生まれた日の新聞をもらった記憶が)
  • 年月順に並べられたチラシ(チラシで世相がわかるから?)
  • 壊れた家電の部品
  • 各種お菓子のケースや包み紙

ここに挙げたのは一例です。
「なんでそんなに持ってたの?」と不思議に思う物たち。

祖父の机も、棚も、車庫も。
とにかく多くの物に囲まれていました。

空気が澄んでいた

物があふれてごちゃごちゃした部屋って、ほこりっぽかったり風が通らなくて空気がよどみがち。

でも祖父の周りの空気はいつも澄んでいました。

祖父母と叔父・父

それはきっと「管理できるだけの物を持っていた」からだと思います。

私が「あのチラシが見たい」と言ったとき。
膨大な量の紙の中からスッと見つけ出してきた祖父。
それはまるで魔法のようでした。

小さなネジや部品も決められた場所に保管されて。
ひとつひとつがていねいに扱われていました。

※ちなみに祖父は管理できていましたが、終活としては持ち物が少ないほうが親切だと思います。

ミニマリストとして発信する理由

私はミニマリストですが、誰もが少ない物で暮らしたほうが良いとは思っていません。

単に私は、管理できる物の量が少なかっただけ。
減らしたらラクにくらせるようになりました。

だから同じように物を減らすだけでラクになれそうな人には

「こんな暮らし方もありますよ」

と伝えられたら良いなと思っています。

物が多いか・少ないかだけではなく。

自分に管理できる量かどうか、を大切に。

そして澄んだ空気を吸って生きたいです。

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