とうとう白の魔法使いの衣装を手放します。
使わないけど大切だった
最後にステージで使ったのが確か2年前。数々の物を手放していく中で、使わないのに残すという貴重な存在でした。
結構場所を取りますし、掃除の時は除けなければなりません。
それなのに残し続けたのは、今までの自分の活動の象徴という一面があったからです。
白の魔法使いの由来
私は「魔法使い」という言葉が入った会社で働いています。そしてミニマリストになってから猛烈に惹かれた白い色。
ミニマリストしぶさんがわが家にいらしたとき、コラボ動画で「白ミニマリスト」とタイトルに入れてくださったことで、白が自分を象徴するキーワードになっていると気付きました。
仕事と暮らしの中で生まれた2つのキーワードの架け橋として生まれたのが『白の魔法使い』というテーマです。そうして生まれたのが先程の衣装でした。
人生を極めたい
9年間の不登校を経て高校に入り、生徒会長として活動したことで「人は変われる」と知った10代。
子育てしながらの起業で右往左往し、自分の感情のコントロールができなくてジェットコースターのような日々を過ごした20代。
天職を見つけて舞台に上がり続け、素晴らしい人達との出会いの中で越えられない壁に出会った30代。
世界に求められる何者かになる夢を手放し、目の前の幸せをひとつずつ集めるような日々を歩み始めた40代。
ちっぽけな自分でも楽しく生きていけると知りました。
究極的に考えた
終活する過程で「本当に大切にしたいのは?」と何度も自分に問いかけました。
私がいなくなったときに残したいものはなにか。
最終的にたどり着いたのは「物に込めていた魂だけ残れば良い」でした。
いつか70歳くらいになったときには、衣装がなくても「魔法使い」と呼ばれたら良いな、と密かに思っています。
コメント