こんにちは。
40代で終活を始めたエリサです。
終活に興味を持ったのは
母のことがきっかけだったと
今更ながら気付きました。
母の闘病
母がガンを告知されたのは5年前。
手術で病巣を取り除いたものの
一年あまりで転移が見つかって。
放射線治療でも治らず
最終的に緩和ケアに移行しました。
解決策だった
いずれ訪れるであろう
母の介護や終末期のこと。
学んで備えたほうが良いのは確かでした。
けれど母のこととして向き合うのは
心理的に抵抗があったのだと思います。
(断定しないのは、当時自覚がなかったから)
無意識の解決策として選んだのが
自分の終活として介護や葬儀のことを学ぶ方法でした。
優しいお別れ
先月、母は亡くなりました。
5年間の闘病生活の間に
ゆっくりと覚悟ができたからか
悲しいけれど落ち着いて受け止められています。
100%後悔がないわけではありませんが
母に感謝や愛情を伝える時間があったのは
ありがたいことでした。
母の去り際
母は働いたお金をコツコツと貯めて
父に葬儀代をしっかり残していました。
苦労の多い人生だったはずですが
最期は家族に囲まれて
あたたかな空気の中で去りました。
お手本にしたい最期だったと思います。
母のいない世界
母のいない世界に
まだ違和感があります。
どちらかというと
頼りにするというよりは
守らなきゃと思うような存在でした。
それでも生きていてくれるだけで
ずいぶん心の支えになっていたのだと
実感する日々です。
母がきっかけだった
自分の終活。
遺してくれた財産のひとつと思って
これからも終活を続けていきます。
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