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私服の定番化で服を減らす

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エリサ
エリサ

・ミニマリスト歴10年
・著書が4カ国で出版
・エンディングノート講師
・北海道で一人暮らし
・40代でおばあちゃんに

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「私服の制服化」という言葉を聞いたことはありますか?
その名の通り制服のように決まった服・コーディネートを着回す方法です。

ちょっと難易度が高いと思う人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、私服の制服化よりもちょっとゆるい「私服の定番化」のお話をします。

服を減らすという終活

終活の一環として不要品の処分というのがあります。
なんでもかんでも手放す必要はありませんが、かさばりやすい服を減らしておけたら、いざというときに遺された人たちも少しラクになるはず。

私服の制服化・定番化は服を減らす後押しをしてくれます。

私服の制服化のこと

私服の制服化と聞いて私が思い浮かべるのは、アップル社のスティーブ・ジョブズ氏です。
どんなときも黒のタートルネックとブルーデニムという絶対的なワンパターンコーディネート。

おしゃれの対局のように捉える人もいますし、ご本人は服選びに時間をかけないための判断だったようですが、私は最高にクールなおしゃれのようにも感じます。
なんというか、機能美のような形というか。

私服の定番化ならできる

そういうスタイルにも憧れつつ、私はゆるやかな制服化として「私服の定番化」をしています。

トップスとボトムスはどれを組み合わせてもだいたい合うようにしながら、その中でも特に気に入った組み合わせを定番服と認定。
着るものに悩みたくない時はそれを着用すれば良いし、気が向いたら違う組み合わせもできます。

ワンパターンでは不便がある人やコーディネート自体を娯楽と感じる方は、制服化よりも定番化のほうが取り入れやすいのではないでしょうか。

定番化のコツ

少ない枚数での定番化のコツは、トップスとボトムスの組み合わせやすさがカギ。
どう考えたらいいのかわからない方向けに、簡単にできる方法をひとつご紹介します。

トップスとボトムスの色を固定

トップスの色とボトムスの色を固定する方法です。

例えばTシャツもブラウスなどのトップスは白、スカートやデニムパンツなどのボトムスはネイビーと、それぞれ色を決めてしまいます。

するとどのトップス×ボトムスでも組み合わせやすくなります。

ボトムスの色のみを固定

例えばボトムスを黒だけで揃えるとします。
するとトップスは白やピンクやブルーなど、色で遊べます。

ボトムスよりもトップスのほうが人の目につきやすいので、同じ服を着ていると思われたくない方に適しているのではないでしょうか。

また、オンライン会議ではトップスしか映らないことも多いので、効率よく印象の違った服装を楽しむことができます。

トップスの色のみを固定

先ほどとは逆にトップスの色を固定し、ボトムスだけ気分や状況に合わせて着回す方法です。

上下のどちらかの色を固定するだけで組み合わせが楽になり、定番化がしやすいと思いました。

私服の定番化で服減らし

ということで、取り入れやすい「私服の定番化」をご紹介しました。
色固定という方法も簡単で取り入れやすいので、組み合わせを考えるのが苦手な方の参考になったらうれしいです。

私にとって服を減らすことは、おしゃれを手放すことではありません。
より一層自分らしい装いを追求することでもあります。

自分らしく、身軽に。

楽しい終活の一歩となりますように。

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