最近、片付け本の記事が続いているので、読んだものを見境なくご紹介していると思われてしまうのではないかと少々心配しております。
が、掲載するのをボツにした本がたくさんあるんですよ。
自分が面白いと思うポイントがないと読み続けられません。
かたづけ士さんの本
日本ではじめて「かたづけ士」を名乗ったのが、この本の著者・小松 易さん。
2000人以上の方のご自宅を片付け、数十社の企業の環境整備に関わったという著者の言葉
「片づけを始めると、人生が好転する」
に大いに納得しました。
片づけタイプに合わせた弱点の克服法
「前・中・後」という3つのタイプに分けた弱点克服法のページがあります。
ちなみに私は、片付けられなかった頃の自分を含めて考えてみると「やる気はあるのに途中で挫折タイプ」の「中」でした。
片付けの基本4ステップ 24ページ
- 出す
- 分ける
- 減らす
- 戻す
この4つは本当に大事。
片付けで何をしたら良いのかわからない人にとっては、詳しく解説した4ページを読むだけでも価値があるのでは。
イラストのおかげでイメージしやすい
要所要所に漫画が掲載されており、本に入り込みやすかったです。
全体的にもイラストが多用されていて、感覚的に読み進められました。
文字をさらっと流し読みしていくだけでも理解しやすいので、文章を読むのが苦手な方でも役立ちそうです。
ご家族が片付けできない人にもおすすめ
ご自分は当たり前のように片付けができていて、家族に対して「なんで片付けできないの」と思っている人にもおすすめしたいです。
59ページからのリビング&ダイニングのお片付け方法を伝えることで、片付けがニガテな人もできるようになりそう。
床、書類、本棚など部位別に分けてあるので、一箇所ずつやっていくと良いと思います。
もちろん、言い方や押し付けがましくならないような工夫は必要ですが。
なんだか雑然としたお部屋を改善
ゴミ屋敷レベルに散らかってる場合は一気に片付けたり業者さんに頼んだりする必要があります。
が、この本はどちらかというと「そこまでひどくはないけど、なんだかいつも散らかっていて雑然としてる」くらいのお家の人に効果がありそう。
まとまった時間が作りづらい人が、空いた時間でちょこちょこできる片付けネタがいっぱいです。
レビュー参考になったなら幸いです。
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