こんにちは。ミニマリストエリサです。
今回は失敗を手放すお話。テーマは「失敗を繰り返さないためにしてること」です。
私はアンティークなお部屋を見るのがとても好きです。けれどなぜ私の部屋はどちらかというとモダンなのか。それは「掃除がラク」という観点で選んだからです。
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失敗が多い人生のわけ
私は子どもの頃、忘れ物・落とし物が多く、意識がどこかにいってしまっていることがよくありました。
一旦集中すると話しかけられても気づかないくらい集中するのですが、基本的な注意力は欠如していたんだと思います。
ADDと呼ばれる注意欠陥障害ではないかという疑いもあったのですが、正式な診断は受けていません。
このような性質も、義務教育9年間の不登校に影響していた可能性があります。
20代で自分がそういう性質を持っているということを認識し、失敗のリカバリー方法を試行錯誤して、今は人並み程度になりました。
失敗の数が多い分、リカバリー方法の経験も豊富ではないかと、思っています。
精神論より具体策
私はなにか失敗をしたとき「気をつける」「次はがんばる」などの精神論だけで終わらせないようにしています。
なぜなら、今まで何度も、気をつけること自体を忘れたり、がんばってもがんばってもできないことがあったりしたからです。
精神論で解決しようとすると同じ失敗を繰り返してしまい、そのたびに「また自分はできなかった」という事実が積み重なっていく一方でした。
なので今は、精神論の代わりに具体策を立てていくようにしています。
そのためによく使うのは
- 張り紙
- スマホのアラーム
- リマインダーのメモ
です。これらのツールは「覚える」ことを引き受けてくれますし、「思い出す」タイミングも調整できます。
例えば「あとでLINEに返事しようと思ったら、うっかり忘れてしまった」という失敗を、改善する場合。
まず、失敗の原因を特定します。この場合は「あとで思い出す」という記憶に頼ったことでした。
次に「あとで」というぼんやりとした言葉を具体的な時間、例えば「1時間後」というように変換します。そして自分の記憶に頼って「思い出そう」としていた部分を「スマホのアラーム」という外部の通知に頼ることにします。
これでLINEの返事をうっかり忘れる、という失敗を防ぐ具体策ができました。
次に同じようなシチュエーションが訪れたら、この具体策を適用するんです。
失敗を共有しやすい環境作り
こんな風に失敗の多い人生を送ってきたことは、仲間を募って仕事をするときの工夫にもつながりました。
失敗を共有しやすい環境作りをしたんです。
例えば会社でミスをしたときの対応を「叱る」にした場合、叱られたい人なんてそう多くないので、隠せるミスなら隠そうとする人が現れるかもしれません。
それをもし「ミスの報告をしたら褒められる」になったらどうでしょう。積極的に報告する人が増えるのではないでしょうか。
私が作った組織での活動では、ミスを報告してくれたことにまずお礼をし、ミスが起きたことは個人の問題ではなく仕組みの問題と考えて、一緒に具体的な改善策を考えるということを基本としてきました。
そうすれば仕組みが整っていき、他の人がするミスも未然に防ぐことにつながるからです。
人間、失敗はしてしまうもの。だからそれは仕方ありません。でも失敗を放置して、精神論で片付けると、改善が遠のきます。
ミスをしたときは、叱るよりも褒める。一見おかしな理論に思えるかもしれませんが、これが合理的ではないでしょうか。
まとめ
ということで今回は「失敗を繰り返さないためにしてること」というテーマに沿って
- 失敗が多い人生のわけ
- 精神論より具体策
- 失敗を共有しやすい環境作り
についてお話しました。
参考になることがあったなら嬉しいです。
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