今読んでいるこちら↓の本に、気になることが書いてありました。
例えばLINEのホームページに記載された利用規約を見ると、「本サービスのアカウントは、お客様に一身専属的に帰属します。お客様の本サービスにおける全ての利用権は、第三者に譲渡、太陽または相続させることができません」とあり、LINE Payを含むLINE関連の全てのサービスが一身専属性となっています。
スマホの中身も「遺品」です 68ページより
これってつまり、LINE Payにチャージされた分は本人がこの世から去ることがあった場合、遺族は手出しできないということですよね。
LINEに限らず、○○ペイの契約ではこのような規約になっているところがあるようです。
実際どうなるのかをさらに読み進めてみました。
柔軟に対応
もしこの規約通りに対応されるとしたら、○○ペイに入れたお金は自分の命とともに消えてしまうことになります。
遺族に引き継ぐことができる現金や銀行預金などと比べて損な感じに。
損だということがわかれば、ペイにチャージする人が減るのは間違いありません。
それを見越してか、実際は下記のように対応していただけるそうです。
「亡くなった方のLINEアカウント内のLINE Pay残高の返金のご要望については、お問い合わせがあった場合、故人がアカウントを保持していたことの確認や故人と申請書の関係等の確認等を、死亡や戸籍を証明する書類等、必要書類を確認させていただいたうえで対応いたします」
これを読んで、一安心しました。
エンディングノートに書くこと
デジタルの発展は目覚ましく、○○ペイが一般的になったのもここ数年。
市販のエンディングノートの記入欄にはデジタル遺品に対応していないものもあると思います。
私はクラウド上で身内に共有しているエンディングノートに、独自で「デジタル遺産」という項目を作って記載することにしました。
すべて網羅するのは大変そうだったので、ひとまずある程度のストックがあるものだけでも。
今後も意識して、デジタル関係の情報も追加していこうと思っています。
ということで、今回は○○ペイにまつわる終活のお話しをしました。
みなさんの終活の参考になったのなら幸いです。
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