こんにちは。ミニマリストエリサです。
今回のテーマは「『決められない』を手放す」。
捨て活していて、なかなか手放す決断ができないときってありませんか?
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感情的に手放せないときの対処法
まずは感情的な理由で手放せないときにおすすめの方法は、写真を撮ることです。
例えばもう使うことはないとわかっている子ども服。思い出が詰まっていて手放したくない気持ちになることもあるのではないでしょうか。
でも「手放したいのに手放せない」って思うということは、どこかで手放したい気持ちもあるということ。
その場合、物理的な服は手放して、思い出を思い出すきっかけだけとって置けるのが「写真を撮っておく」という方法です。
お子さんのかさばる工作品や、大事にしていたぬいぐるみなど、写真を撮ることで手放す決心がつくことがありますよ。
あと、時が解決してくれることもあります。
私は思い入れのあった仕事道具を手放すまでに、数ヶ月から数年を要したことがありました。
このとき、他のものと同じように置いておくよりも、箱に詰めて使えないようにしたり、使うものと分けて置いておくのがおすすめです。
時間の経過とともに「これらはしばらく使わなかった」という認識がはっきりできるので、手放す決断がしやすくなります。
物理的に手放せないときの対処法
次に物理的に手放しづらいときの対処法について。
物理的に手放しづらいというのは「気に入っていないから手放したいけれど、無いと不便だから」という状況です。
こういうときは、発想の転換で手放せることがあります。
例えば私の場合だと、クレンジングオイルの存在がそうでした。
使うと肌に負担がかかるのはわかっているし、クレンジングオイルのあとに洗顔するのも二度手間でめんどうだし、バスルームや洗面台に置くものが増えてしまうから手放したいと思っていたんです。
たぶんミニマリストになる前だったら「でも必要だから仕方ない」ってあきらめたと思うのですが、私は「なんとかして手放せないかな」としばらく考えていました。
そうして見つけた方法は、洗顔料で落とせるコスメを使うこと。
クレンジングオイルがなくても暮らせるようになりました。
気に入っていないけれどしかたなく持っている物があれば、コメント欄で教えてください。
発想の転換を一緒に考えてみたいです。
対人関係的に手放せないときの対処法
最後に対人関係的に手放せないときの対処法について。
人からもらった物を手放すのは心苦しいという声はよく聞きます。
喜んで使っているなら「手放したいけど手放せない」なんて悩まないと思うのですが、悩んだ時点で自分にとっては必要のないものになっているということ。
こういう物が増えれば増えるほど、心は重苦しくなってしまいますね。
私は基本的な考え方として「喜ばせたいという気持ちをいただく」と思っています。
気持ちを受け取ることが大切で、それが重荷になるなら相手にとっても悲しいこと。
もしも贈った側が「苦しんででも持ち続けて」って思うなら、それは呪いです。
だからどちらにしろ、心置きなく受け取った人が「いる・いらない」を判断して良いのではないか、というのが私の考え方です。
もちろんそれぞれの感情がありますから、本人の目の前で手放さないとか、マナーはあると思いますけどね。
あとは物自体がとても価値があって勝手に手放したら問題になりそうなケースなんかは、丁重にお返しするという手もあると思います。
高価な宝石やヴィンテージ物のワインを頂いたりした場合などでしょうか。
そういうときは「私には荷が重くて」「価値を活かせなくて」と正直にお話して、物の価値を活かせる方の元に送るのも、ひとつの誠実な接し方だと思いました。
ということで今回は「『決められない』を手放す」というテーマにそって
「感情的・物理的・対人関係的」それぞれの対処法についてお話しをしました。
持ち物を手放すヒントになれば幸いです。
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