こんにちは。ミニマリストエリサです。
今回のテーマは、情報収集する前に知っておくコト。焼き芋を例にお話します。
情報があふれる時代だからこそ。必要のない情報をいかにカットするかが、情報の価値を高めるために役立つはず。
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情報収集の目的を定める
まず情報収集をする上で大事なのは「なんのために収集するのか」をはっきりさせておくことです。
焼き芋の情報収集を例にしていうと、おいしい焼き芋を食べたいのか、焼き芋に代わるおやつを見つけたいのか、それとも焼き芋の健康効果を知りたいのかなど、目的はさまざま。
さらに言うなら、おいしい焼き芋を食べるという目的ひとつとっても、自分で焼きたいのか、それとも焼き芋屋さんで買いたいのかによって、調べる情報は違ってきます。自分で焼くならレシピを調べるし、焼き芋屋さんならお店レビューを見ますよね。
大雑把に「焼き芋の情報収集をしよう」と思っていると、自分にとって不要な情報まで入ってきてしまいますが、目的を具体的にすることで情報を絞ることができ、より濃度の濃い情報に行き着くことができます。
ちなみに目的は、定期的に見直すのをおすすめします。最初は「おいしい焼き芋食べたいな」からスタートして、途中で「日本一の焼き芋屋を目指す」という夢ができたり「さつまいもから育てたい」という目的に変わることもあるからです。
アウトプットとのバランスを取る
次に必要なのは、アウトプットとのバランスを取ることです。ここでいうアウトプットとは、情報で得た学びを、行動に反映させること。情報収集の時間と行動した時間を比較して、偏りが出たときはバランスを取るのが大事です。
車でイメージしてみてください。情報収集、つまりインプットとアウトプットは両輪です。右のタイヤだけ回っていたら同じ場所をぐるぐる回ってしまいますよね。
おいしい焼き芋食べたいとき、焼く方法を100個知っていても、1回も焼かなければ、食べられません。それよりも、10個見つけたレシピから良いと思うものを1つ選び、1回焼いてみる。うまく行かなければまた次のレシピを探す、というほうが、効率良く目的を達成できます。
情報を捨てる勇気
最後に、情報を捨てる勇気について。
例えば、焼き芋に関することならすべて網羅した専門書があったとします。その中には、家庭でできるおいしい焼き芋の焼き方から、焼き芋屋で1億稼ぐコツ、焼き芋に適したさつまいもの育て方まで載っています。
すべて読む必要があるでしょうか?答えはNOです。自分の目的に沿って、行動に繋げられる部分だけ読めば良いんです。
これは本を買ったときにやってしまいがちな行動ではないでしょうか。自分には不要と思う情報でも「お金を出して買ったんだし、全部読まないともったいない」と思ってしまう心理。でも実際は、不要な情報に使う時間のほうがもったいないです。
娯楽ではなく目的を持った情報収集の場合は、行動につながらないものはなるべくカットしていくのがおすすめです。
ただ例外として、目的が「焼き芋好き…」くらいにぼんやりしているときは、すべて読むことで目的を絞り込める場合もありますね。
まとめ
ということで今回は「情報収集する前に知っておくコト」というテーマに沿って
- 情報収集の目的を定める
- アウトプットとのバランスを取る
- 情報を捨てる勇気
についてお話をしました。
何を収集しないかを見極めるヒントになったのなら嬉しいです。
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