ミニマリスト本の先駆けともいえるこの本。
発売から6年が経った今だからこそ、感じることがありました。
原点にかえったような気持ちで、今このブログを書いています。
ぼくはモノが少ないことのすばらしさを、この本で伝えたい。
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 はじめに より
3行でわかる本の内容
生まれながらのミニマリストではなく、元々は多くのモノに囲まれて疲弊しながら暮らしていた著者。
モノを手放したことで起こったポジティブな変化が、エピソードとともに綴られています。
読むと、モノに頼らず幸せを感じられるようになる本。
※この記事は旧ブログ『魔法使いのシンプルライフ』公開記事を元に、新たに書き直しています。
特に印象に残った2つの言葉
感想を書こうと思って本を読んでいたのに、興奮してメモを取るのを忘れて読みなおすこと数回。
1.必要以上のモノを握りしめるたびに、ぼくたちは自由を奪われていく-34ページ
まさに私が感じていたことを、言葉にしてくれました。
必要なモノが手に入らないのと同じくらい、必要じゃないモノを手にするのは苦しいです。
モノと引き換えに、空間や時間やお金など必ず何かを失っているから。
2.自分とイコールになったモノ-92ページ
この言葉、しっくりきました。
自分の生き方や大切にしたいことを表すためのモノだけを持つ。
想像すると、とても気持ちがいいです。
捨てるためのリスト
『捨てる方法最終リスト55』
これは捨て下手さんを支援する章のタイトル。
捨てるためのステップや考え方が記されていました。
55のルールをこなしていけば、必ずお部屋スッキリ。
一部を抜粋すると、
- お店はあなたの『倉庫』です
- 『仮に』捨ててみる
なんてルールが。
この章だけで、もう一冊作ってもいいのではないかと思うくらい役立つ内容です。
ムダなものは人それぞれ
「モノのために失う時間-173ページ」を読みながら思ったこと。
何をムダと思い、何を必要と思うかは人それぞれ。
自分のモノは、自分にしか判断できません。
そしてとことん手放す体験が、自分の価値観を研ぎ澄ませてくれます。
この本から取り入れたいこと
たくさんのモノを手放したことで、人生の真理に目覚めていく著者。
本の最後のほうに、象徴的な言葉がありました。
「幸せに『なる』のではなく『感じる』」
こ、これだ!
この本は誰におすすめ?
- めんどうくさがりがコンプレックスの人
- 30分で引っ越しできるようになりたい人
- 今すぐ幸せになりたい人
中田敦彦さんのYouTube大学で、先日この本が取り上げられていました!
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