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【お悩み】捨てたい私と捨てたくない夫

この記事を書いた人
エリサ
エリサ

・ミニマリスト歴8年
・著書が4カ国で出版
・エンディングノート講師
・北海道で一人暮らし
・40代でおばあちゃんに

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【終活】部屋の片付け
この記事は約4分で読めます。

 こんにちは。ミニマリストエリサです。

 今回は「捨てたい私と捨てたくない夫」というお悩みに回答していきます。

※文章でお答えすると、冷たい感じに伝わることを懸念しております。音声で聞いていただいたほうが、柔らかいかもしれません。

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お悩み「捨てたい私と捨てたくない夫」

 いただいたコメントはこのような内容です。

捨てたい私と捨てたくない夫。

考え方の違う家族との折り合いのつけ方についてエリサさんのご意見を伺えたら嬉しいです。

欠けた茶碗やテフロンの剥がれたフライパンの処分にも同意してくれない夫にストレスを感じます。

また私は物に対する執着が強く最後は自分でお別れしたいのですが夫は人に譲りたがります。

以前やむを得ず夫の親戚にあげた私の服。帰省時 再び目にして心がざわざわして以来あげる方法はやめました。物の出口が塞がってしまった現状に解決策をみい出せずとても苦しいです。

私の憧れは余白のある空間で頭の中もスッキリ過ごす事です。

夫は自分が頑張ってきた証である物たち(例えば旅先で買った壊れた埃まみれの置き時計)をリビングで眺めたいそうです。

好みの違う家族がお互いを尊重して暮らしていく心の持ち方、大きな課題です。

Voicyリスナー うささんから

 理想のイメージと、現実の壁の間でおつらい思いをなさっていることが伝わってきました。

 折り合いのつけ方について私の意見を、ということだったので、それに沿ってお答えしていきますね。

前提条件を変えてみる

 まず、私は家族に限らず人間関係の形や枠組みに対して、もしかしたら平均より自由な考え方をしているかもしれません。

 夫婦でも一緒に暮らさなくたって良いと思っているし、結婚という仕組みがじゃまになるならしなくても良いという価値観を今は持っています。

 なので私だったら「別々の家に住んだらどうかな?」と考えそうです。

 その上で一緒にいたい気持ちが上回るなら一緒に暮らすし、そうじゃないほうが幸せになれそうなら別居を提案します。

 結果、今までと変わらず一緒に暮らすことを選んだとしても、自分で選んだという納得感を持っているのと、ガマンしていると思うのでは、結構違うと思いました。

 もし別居を選ぶなら、慎重に相手にそれを提案します。自分の理想の暮らしを実現したいためであること、今の環境にはストレスを感じていることを伝えて、お互いの一番良い選択を一緒に探せたら良いな、と。

 むしろ一緒に暮らさないことによって、仲良くし続けられることもありますから。

ゾーニングで理想空間を実現する

 次に、一緒に暮らすことを決めた場合の、ストレスの軽減の仕方を考えてみました。

 これはゾーニングが効果的だと思っています。

 相手のスペース、自分のスペース、共有のスペースをはっきりさせる方法なのですが、こうすると理想の実現をしたいという意識を自分のスペースのみに向けることがしやすくなります。

 可能ならどこか1部屋、無理なら部屋の1区画、それも難しければ棚1つなど、理想の空間づくりができる場所を作る。

 このときも相手との話し合いを持って、区画分けのルールを一緒に実行。「ここだけは私の空間だから、あなたの物は持ち込まないでね」という感じです。

 親戚に服をあげたお話がありましたが、その後やめることができたと書いてらっしゃったので、ある程度話し合いで物事を解決できるご関係なのかな、と思いました。ジャイアンのように「おまえの服もオレの物」状態だったら、自分の物を捨てることすらできませんものね。

実験を繰り返す

 もうひとつのストレス軽減方法は、実験を繰り返し行うことです。

 「スッキリしたリビングを実現するための説得をしてみる」とか「二人で相談してゾーニングの実験をしてみる」とか、自分の置かれた環境の中でできることがあれば片っ端からやってみるんです。

 ストレスを感じている状態に変化がないとお先真っ暗な気がしてきますが、なんらかの試みを行うことで希望を見出しやすくなります。

 このとき、1ヶ月だけ、1年だけなど期限を設けるのも大事です。ずっと同じ実験を繰り返していたら「どうせ変わらない」という気持ちになりますから。

 ストレスを軽くする方法のひとつとして参考になったら嬉しいです。

まとめ

 ということで今回は、「捨てたい私と捨てたくない夫」というお悩みへの意見として、前提条件である「一緒に暮らす」を変えて見ることと、ストレス軽減案として区画を分けて自分の理想空間を作るゾーニング、そして実験思考を取り入れるお話をしました。

 同じようなご経験のある方からの気持ちの持ち方や、こんな風に対応した、などのご意見やご感想があれば、ぜひお教えください。

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