こんにちは。ミニマリストエリサです。
今回の放送で手放せるのは「所有欲」です。持ち物を減らせない理由のひとつに、所有欲が影響してると思いました。
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所有欲に支配される理由
所有欲とは「所有したい、自分の物にしたいという欲望」です。
まずは所有欲に支配される理由について私なりに考えてみました。
人間は道具を使いこなすことで、地球上に君臨してきた長い歴史があります。そう考えると本能的に、持っている道具が多いほど安心という気持ちになるのは、納得がいきました。
石器で作った武器があるから動物を狩ることができ、お金という概念は物質的な物で表された。
長い年月をかけて、私達の中には「所有するほど強くなる、所有することで豊かになる」という価値観が植え付けられていったのではないでしょうか。
けれどそんな物質的な時代はもう過去のものになりつつあります。
スマホやパソコンとインターネットさえあればできる仕事も増えましたし、お金は概念だけ残して物質的なやり取りをしないのが当たり前になってきました。
電子マネーや◯◯ペイ、カードでの支払いも物質的なお金のやりとりはありませんものね。
所有欲をコントロールする方法
持ち物をたくさん所有したい、今持っている物を減らすのが嫌だ、と思ったときは、心理の奥にある気持ちを掘り下げてみるのが良いと思います。
「なぜ」で質問し、「それは」で回答し、「果たして本当に価値があるか?」と問いかける。
例えば高級ブランド時計が欲しい場合、「なぜこれが欲しいのか」「それは同僚の中で良いポジションを確保したいから」「果たして本当に価値があるか?」ここまでが一連の流れです。
最後の回答は「時計ひとつでポジションを確保できて仕事を円滑に進められるなら、良い投資だ」となるかもしれませんし、時には「時計ひとつで評価されるような場所にいることが問題だ」となるかもしれません。
その回答に正解はありませんが、少なくとも自分の価値観で「本当にその所有には価値があるか」を判断する材料にはなると思いました。
私はこの方法で掘り下げていくと、他人の価値観によって「欲しい、持ちたい」と思っていた物が浮き彫りになることがあって、そのおかげで「持たなくても良い」と思えたりします。
所有しない生き方
「所有」ではなく「共有」を増やすと、持ち物が減らしやすくなります。
公共のものを「共有している」と捉えることで、満足することがあります。道の花を眺めて楽しんだり、近所のスーパーを「大きな冷蔵庫」と考えて買い過ぎを防いだり。
そして反対に、自分の物を「みんなの物でもある」と捉えると、死蔵品は「一人で抱えてたらもったいない」という感覚になりました。
自分だけの物じゃなくても良い。自分だけで抱え込まないほうが良い。
そういう感覚を磨いていけば、自然と少ない持ち物で暮らせるようになるのではないでしょうか。
そして物質的な所有欲を手放していくと、人と感謝でつながる機会が増える気がしています。
お気に入りの傘を雨に濡れた人に快く差し上げたり、家族間での洋服の貸し借りをしたり。それができるのは、所有より共有の意識があるからです。
まとめ
ということで今回は、所有欲を手放すことをテーマに
- 所有欲に支配される理由
- 所有欲をコントロールする方法
- 所有しない生き方
についてお話しました。
身軽に生きるヒントになったら嬉しいです。
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