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他人軸を手放し、自分軸で生きる

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エリサ
エリサ

・ミニマリスト歴10年
・著書が4カ国で出版
・エンディングノート講師
・北海道で一人暮らし
・40代でおばあちゃんに

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 こんにちは。ミニマリストエリサです。

 今回のテーマは「他人軸を手放し、自分軸で生きる」です。

 ここ数年で他人軸・自分軸という言葉をよく聞くようになりました。価値観が多様化してきた証だと思います。

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他人軸・自分軸とは

 他人軸とは、自分以外の誰かの価値観に合わせて行動しようとすることです。反対に自分軸とは、自分の価値観で判断しながら行動していくことです。

 例えばランドセルを選ぶとき「お母さんがオレンジにしなさいっていったから」という理由で選ぶなら他人軸、「オレンジだとテンション上がるから」という感じで選ぶなら自分軸。

 大人になるほど社会的な制約や組織の一員としてのふるまいが求められて、どうしても他人軸で過ごす時間が多くなるのではないでしょうか。

 だからこそ、意識して自分軸を見失わないようにするのが大切だと思いました。

他人軸で生きる弊害

 他人軸に頼り過ぎる弊害について、身を持って経験しました。

 私の過去の経験を元に三段階に分けてお話します。

1.周りに振り回される

 1つ目は周りに振り回されること。

 誰かが「赤のほうが似合う」と言ったのに合わせて赤を着ていたのに、今度は「青のほうが似合う」と言われて青を着て。また誰かが黄色が似合うと言って…と、こんな状態では落ち着きませんよね。

 もしそれが「この人のいう言葉なら納得できる」という信頼があっての受け入れなら、それもまた自分軸なので良いと思います。

 けれど無防備になんでもかんでも言われるがままになっていたら、きりがありません。

2.ストレスを感じる

 2つ目は、ストレスを感じること。

 他人の意見を受け入れて生きているように見えても、心の奥底では納得がいっていないことってあると思います。

 しかもこれが怖いのは、自分では気づかないということです。

 頭では従っていても、心は拒否している状態を繰り返していると、感情よりも先に体に異常が表れることがあります。腹痛や頭痛や発疹などの体調不良がアラートになっていることもあるのではないでしょうか。

3.感情が動かなくなる

 3つ目は、感情が動かなくなること。

 周りに振り回され、ストレスを感じ続けた先には、感情が動かなくなることがあります。なにが好きで、なにがイヤかもわからない状態。

 他人軸でしか身動きが取れなくなると、ストレスを感じながらも脱出できないというマイナスのスパイラルに入ってしまい、抜け出すのが大変です。

自分軸の見つけ方

 私はミニマリストになる前、この状態からコーチングや長期休養を経て復活しましたが、本当なら振り回されてる時点で気がつけばよかったと思っています。

 当時の私がよく使っていた言葉は「◯◯するべき」でした。モノゴトの選択基準が「べき」に偏ってると思う人は、ぜひ「好きかどうか」「楽しいかどうか」で一度考えてみることをおすすめします。

 また、光の心理学ラボさんというサイトに、【あなたの自分軸度診断】というのがありました。診断結果を元にした対策も書いてあります。

【あなたの自分軸度診断】14問の質問に答えるだけ|診断後の対策もあり https://hikari-shinri.com/myaxis-test/

 私は今、Yesが8個ありました。比較的しっかりとした「自分軸」を持っている段階のようですが、さらに高めていきたいです。

 ということで今回は、「他人軸を手放し、自分軸で生きる」というテーマに沿って

  • 他人軸・自分軸とは
  • 他人軸で生きる弊害
  • 自分軸の見つけ方

というお話をしました。 

 ちなみにお雛様にも自分の価値観が表れますね。

 うちのお雛様はハンドメイド作家さんによる手作りのウサギ雛です。1体がメロンくらいのサイズで、お内裏様とお雛様の2体のみ。

 今の私のコンパクトな暮らしに寄り添ってくれているようで、とても気に入っています。

 私が子どもの頃は、7段ほどの大きなお雛様を半日くらいかけて母と組み立て飾っていました。それはそれで楽しかったのですが、今の暮らしには合いません。

 特別な日を彩る豪華さよりも、日々の暮らしに寄り添うサイズ感。それが今の私の価値観です。

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