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お骨やお墓のあり方 みなさんからの情報より

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エリサ
エリサ

・ミニマリスト歴8年
・著書が4カ国で出版
・エンディングノート講師
・北海道で一人暮らし
・40代でおばあちゃんに

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【終活】終わりを考える
この記事は約4分で読めます。

先日お骨の管理やお墓のあり方について考えていることを書いたところ、コメントやSNSでさまざまな情報をいただきました。とても勉強になっています、ありがとうございます。

↓この記事

散骨

複数の方がご希望なさっていたのが散骨でした。海洋散骨や宇宙葬などがそうですね。

メリットとしては、物質的な物が残らないのでお墓の維持や継承にかかる負担を減らせるというものがあります。あとは精神的に開放されるような感じがすることでしょうか。

課題としては、遺される人のお気持ちとしてお骨をそばに置いておきたいというケースがありそうです。生きているうちに自分の希望やイメージを伝えて意思統一しておくことや、いざというときはご家族の気持ちに沿って柔軟に対応できるようにしておくのが良い気がしました。

ちなみに散骨をする場合には注意を払う必要があります。

散骨を規制する法律はありませんので基本的には自由なのですが、地権者や建造物所有者がいる場所、権利保有者がいる場所への散骨は権利者の許可が必要です。また、一部の市区町村では条例を設け、散骨自体を禁止していますので事前調査は必ず行う必要があります。

散骨できる場所とできない場所、自宅の庭に散骨はできる? – 散骨@マガジン

樹木葬

樹木葬は、墓地、埋葬等に関する法律による許可を得た墓地(霊園)に遺骨を埋葬し、遺骨の周辺にある樹木を墓標として故人を弔う方法である。遺骨を埋葬するたびに新しい苗木を1本植えるケースや、墓地の中央にシンボルとなる樹木を植え、その周辺の区画に遺骨を埋葬するケースなど様々な方法がある。

樹木葬 – Wikipedia

日々育っていく樹木を墓標にすることで、月日の流れを感じてもらったり変化を楽しんでもらうことができるのではないかと思いました。樹木に携わるお仕事や趣味の植物と絡めて、故人の個性を伝えていくこともできそうですね。

デメリットとして「一度納骨すると遺骨を取り出せない」という話を見かけたので、そのへんも踏まえて決断したら良いと思いました。

【参考】樹木葬のトラブルはある?メリット・デメリットや種類を紹介 | お墓探しならライフドット

遺骨をアクセサリーに

遺骨に含まれる炭素を取り出してダイヤモンド化する技術や、宝石や貴金属に遺灰を詰めてネックレスにするアイテムなどがありました。

【参考】アルゴダンザ 【遺骨ダイヤモンドをスイスで製作:アルゴダンザ】



「手元供養」や「ソウルジュエリー」と呼ばれているようでした。

コンパクトな形で遺せますし、身につけることで安心感を与える効果もありそうです。

献体という選択肢

献体(けんたい)とは、医学および歯学の発展のため、また、力量の高い医師・歯科医師を社会へ送りだすために、死後に自分の肉体(遺体)を解剖学の実習用教材となる事を約し、遺族が故人の意思に沿って大学病院の解剖学教室などに提供することである。

献体 – Wikipedia

このような選択肢もあるのですね。

メリットとしては、医学の発展に貢献できるのはもちろんのこと、火葬や搬送の費用を大学側にご負担いただけるという話もありました。

デメリットとしては、遺骨がご遺族に戻されるまでに長い年月を必要とすることや、大学側とのスケジュール調整が必要という話も見かけました。

【参考】献体登録を検討している方と登録者の遺族が知っておくべきこと

生前に考えておく意義

今回、お骨やお墓のあり方について情報を集める中で強く感じたことがあります。

それは遺されるである人たちとの気持ちのすり合わせは生前にしかできないということ。もし遺言を遺したとしても、自分の希望を伝えるという一方通行なものになってしまうのではないでしょうか。

“人の最期”について触れることをタブー視したり、恐れる気持ちから話題を避けたりする気持ちもわかります。なかなか切り出しづらいということもあるかもしれませんね。

ですがこんなに大切なことを話し合わないままにしてしまうと、お互いに悔いを残したりすることもあると思いました。

もっと自然に、進学や就職の相談をするような軽やかさで、口にしていけたら良いのに。

このブログとの出会いが、その一端を担えたら幸いです。

コメント

  1. sara より:

    エリサさん、お墓のあり方について詳しくわかりやすくまとめてくださってありがとうございます。

    年代、家族構成、環境により様々な選択肢がありますね。

    エリサさん、とても丁寧に深くまとめてくださり本当に感謝しています。

    お礼が言いたくてコメントさせていただきます。
    ありがとうございます。深謝!

    • エリサ エリサ より:

      saraさん、こうしてご感想をいただけることうれしく思います!
      私も発信することで勉強する機会になっています。
      お読みいただけることが励みになっています、ありがとうございます!

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