私はミニマリストになってから、視覚のノイズを取り除くようになりました。
今お気に入りの本を読んでいたら、こんなことが書いてあったんです。
家具の位置や色、雑貨などで目ざわりなものは?これが騒音なら、すぐに対処しているはずですよね。ボリュームを下げたり、音を消したり。大声で話している人がいるなら「小声で」とお願いしたり、ドアを閉めることもできます。でも、視覚的に目ざわりなものは、そのまま放置していませんか?
北欧式インテリア・スタイリングの法則 / Amazon 74ページより
たしかに一般的に、音のノイズよりも視覚のノイズはおざなりにされがちな気がしました。
そこで今回は視覚のノイズの取り除き方についてお話しようと思います。
色のノイズを取り除く
食料品や洗剤のパッケージって、内容をわかりやすくしたり手にとってもらいやすくするために、主張の激しい色が使われていることがよくあります。
どんなにインテリアを統一しても、これらが見えているだけで一気にガチャガチャした雰囲気に。
解決策としてはケースに入れたりパッケージを剥がしたりする方法があります。
ケースに入れる
パッケージのままバスケットに入れるのでも良いし、調味料ボトルのように中身だけを移す方法もありますね。
↓私は無印良品のファイルボックスをあちこちで使っています。
↓これは洗剤ボトル、マットな質感がおしゃれ!
↓このショップ、他にもおしゃれなボトルやケースが揃っています。
パッケージを剥がす
パッケージを剥がしても問題なく使えるものなら、思い切って剥がしてしまうのも手です。
ただ「混ぜたら危険」と書いているような洗剤の場合は、安全性を優先してパッケージは残しておいたほうが良いかもしれません。
最初から、パッケージを剥がすことを想定した商品も増えてきていますね。
↓お店に陳列されてる時は説明がわかりやすいパッケージ、剥がすとモノトーンのシンプルデザインに
↓こちらもパッケージを剥がすとシンプルデザインになる脱皮缶
形のノイズを取り除く
本棚に並べた本が高くなったり低くなったりしていると、凹凸が増えて視線が落ち着かないことってありませんか。(バランスよく高低差をつける場合もあるけれど)
また、形状が違うケースを並べたときにできる凸凹も、風景を雑然とさせる原因になったりすることが。
物量は同じでも、ガタガタが減るように高さ順に並べたり、同じ形のケースで揃えたりするだけで視界がスッキリして落ち着く空間に近づくことがあります。
記憶のノイズを取り除く
勉強しようと思って買ったけれど、手を付けていない参考書。
しんどい介護をしていた頃に、おしゃれする気力もなく着ていた服。
見ると自己嫌悪におちいったり、つらい記憶を思い出したりするものってありませんか。
見慣れてしまうと、その物から受ける精神的影響に鈍感になってしまいがちです。
けれどじわじわと自分を痛めつけているのではないでしょうか。
参考書は勉強するか、できないなら手放す。
服は新しいものに入れ替えたり、服を着て出かけて楽しい思い出を上塗りをする。
ちりも積もれば…
ひとつひとつのノイズは小さくても、重なっていけば大きなストレスになるのではないでしょうか。
暮らしからそれらをちょっとずつ取り除いて、快適なお部屋づくりができると良いですね。
今回のお話が参考になったなら幸いです。
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