避妊具として開発されたミレーナ。
月経過多や生理痛の改善にも効果ありと聞き、レディースクリニックでカウンセリングを受けてきました。
ミレーナにご興味お持ちの方の参考になるかもしれないので、体験談を書き残しておきます。
生理状況と希望を伝える
診察室でこちらから伝えたのは以下の通りです。
- 月経過多(出血量が多い)
- 生理痛が重い
- 上記改善のためミレーナを検討している
- 子宮内膜症と子宮腺筋症があると診断されたことがある
- アンダーヘアの脱毛中である(施術には影響ないとのこと)
すると「ミレーナをご希望なら、本日入れることもできます」と。
手術日を予約して準備を整えて行うものだと思いこんでいたので、意外でした。
ただ子宮の状態次第でミレーナでは月経過多や生理痛が改善しないこともあるとのこと。
まずは内診することになりました。
内診と診察台のこと
内診…産婦人科で受診したことのある方は経験した人も多いのではないでしょうか。
「内診」とは厳密に言いますと、「膣の中の状態を医師が指で確認して診察すること」ですが、患者様の多くは、「膣の中から超音波で子宮や卵巣の状態を診ること」を指していることが多いようです。
よくわからないこと ちょっと恥ずかしいこと
ショーツを脱いで診察台に乗ります。(使い捨てシートを敷いてあるケースが多い)
診察の際にはイスが少し後ろに倒れて斜めになり、足を乗せたところが左右に開きます。
私が今まで行った産婦人科系の多くの病院は、上半身と下半身の間にカーテンがありました。
下半身丸見え状態かつパカッと開かれた状態で内診されます。
妊婦健診や子宮頸がん検診のときなんかもこの台でした。
これに抵抗があって、婦人科がニガテな人もいるかもしれませんね。
私の結果
子宮内を超音波で診察し、エコー写真を撮っていただきました。
すると5〜6cmの筋腫が。
子宮の大きさが大体8cmだそうなので、結構大きめです。
筋腫がここまで大きいと、ミレーナを使っても月経過多への効果はあまり無いとのことでした。
子宮筋腫とは
子宮を形作っている筋組織(平滑筋)から発生する良性の腫瘍です。40歳代にもっとも多くみられますが、35歳以上の女性の5人に1人には大なり小なり筋腫があるといわれています。
筋腫のできる場所によって、右の図の様に分類されています。<中略>
筋腫の直径が6cmを超えると、あるいは子宮全体が握りこぶし以上になると、下腹部や腰の圧迫感を感じるようになります。
子宮筋腫
筋腫があるというとギョッとしそうですが、必ず取らなければいけないものではありません。
他の方法のご提案
ミレーナ以外で月経過多や生理痛を改善する方法としてご提案いただいたのは下記の通り。
- 薬での治療
- ホルモン剤(注射)
- 子宮摘出
ちなみにピルでの治療は、機能性月経困難症(子宮や卵巣に子宮筋腫や内膜症などがない)の場合に有効だそうです。
私は器質性月経困難症(子宮内膜症や子宮筋腫、子宮腺筋症などがある)に該当するので、効かないようでした。
本当はもうちょっと詳しくさまざまな方法をご説明いただいたのですが、覚えられれずメモもむずかしくて。
テキストでの資料をいただけないかお願いしたところ、参考冊子をいただきました。
これが一番わかりやすいかも。
血液検査へ
先生からは「血液検査をして次回治療の方向を決めましょう」というお言葉が。
ですが、私はミレーナ以外の選択肢を選ぶ予定はありませんでした。
現状把握はしておきたかったので、血液検査はすることに。
採血容器2本分の血を抜きました。
結果は郵送でいただけることになったので後日報告しますね。
かかった費用
全部で5,740円でした。
検査分が結構占めてますね。
ミレーナを装着する場合は、さらに15,000円だそうです。
以上、私のミレーナカウンセリング体験談でした。
参考になれば幸いです。
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