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なぜ?傷んだ物を持ち続ける心理

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エリサ
エリサ

・ミニマリスト歴8年
・著書が4カ国で出版
・エンディングノート講師
・北海道で一人暮らし
・40代でおばあちゃんに

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【終活】健康で美しく長生き
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こんにちは、ミニマリストエリサです。

今回のテーマは、傷んだ物を手放す、です。

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私が持っていた傷んだ物

私の部屋には昔、書きづらいボールペンがゴロゴロ転がっていました。かすれているけど読めないわけではない程度の線が引けるペンや、5割の確率でインクがうまく出るときと出ないときがあるペンなど。書けないわけではないので、捨てるのは気が引けたんです。

毛玉のついた服も何枚か持っていました。すぐに手放さなかったのは、そのうち毛玉を取ってきれいにしようと思っていたからです。色も形も気に入っていたので、毛玉さえなければまた着たいと思う服ばかりでした。

そして欠けりヒビの入った食器も使っていました。欠けたコップなんかは、今思うと、口が切れたりしそうで少し危ないですね。でも当時はなぜかほとんど気にしていなかったんです。まだ新しい状態のいい食器を持っていたにも関わらず、傷んだ物を使い続けていました。

心のクセが表れる

今振り返ってみると、傷んだ物を持ち続けていた理由には、こんな心理が働いていました。

  •  書けないボールペン→書ける時もあるような気がしている→運任せ
  •  毛玉のついた服→そのうちきれいにしようと思ってる→先延ばしグセ
  •  欠けたコップ→新しい物はもったいないと思っていた→自己評価の低さ

運任せ、先延ばし、自己評価の低さ。

これは私が持っていた、無意識レベルの考え方のクセだったと思います。

手放すことでクセが変わる

考え方のクセを変えるのは、とても難しいことです。無意識下で何百回も何千回も繰り返してクセ付けしていたりするので、根深いんですよね。

だから私は反対に、持ち物との付き合い方を変えることによって、考えグセも修正していきました。

書けるか書けないかわからないボールペンは、まずは書けなくなる原因を調べてみました。そうしたら冷えすぎて書けなくなることがあるという情報を見つけたので、温めてみることに。その方法で復活したボールペンは一軍として使いました。ペン先が潰れて自力で直せないと思った物は、手放しました。

そうやってやっと、運に任せなくても、自分の環境は自分で作れるんだということを実感していったんです。

毛玉のついた服は、まず「今すぐ毛玉を取るか、取るのがめんどうと思うか」で振り分けしました。持ち続けたいよりもめんどうな気持ちが勝つなら、その程度の気持ちだと思ったんです。このルールを作ったら、毛玉だけじゃなく、ほつれやボタンが取れかけた服を放置することが減っていきました。

そして気づいたら、服だけじゃなく他のことの先延ばしグセもどんどん減っていったんです。

欠けたコップは、いさぎよく手放しました。ヒビの入ったお皿やスープカップも手放していきました。そうしてやっと、しまいこんでいた状態のいい物を使うことになったんです。それまでは「自分にはもったいない、いい食器は特別なときやお客様に使おう」という意識がどこかで働いていました。傷んだ食器で食事をするのって、自分で自分を粗末にしてるようなものだったんですよね。

状態のいい物を使うのに慣れていくことが、自己評価の低さの改善につながったと感じています。

今回のまとめ

今回は傷んだ物を手放す、というテーマにしたがって

  • 私が持っていた傷んだ物
  • 心のクセが表れる
  • 手放すことでクセが変わる

という流れでお話しました。

傷んだ物を見つけたら、考えグセを変えるチャンスだと思って、向き合ってみるのも良いのではないでしょうか。

私の体験談が参考になったならうれしいです。

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