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苦手なことをオープンにすると生きやすい【心の壁を手放す】

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エリサ
エリサ

・ミニマリスト歴8年
・著書が4カ国で出版
・エンディングノート講師
・北海道で一人暮らし
・40代でおばあちゃんに

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【終活】健康で美しく長生き
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 こんにちは。ミニマリストエリサです。

 今回は「心の壁を手放す」がテーマです。
 苦手なことをオープンにして生きやすくなった私の体験談と、コミュニケーションに役立つ心の窓のお話をしますね。

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私が苦手な3つのこと

 私は社会生活を送る上でとっても不便な3つの苦手があります。

 1つ目は電話、2つ目はカフェイン、3つ目は面会です。

電話が苦手

 まずは電話についてなのですが、子どもの頃から電話が苦手でした。

 当時は黒電話といってダイヤルで回すタイプの電話が家にあったのですが、それがジリリリリと鳴るたびに、心臓がしばらくバクバクしていました。

 電話をかけるのも苦手でした。小学2年生くらいのときに歯医者さんに自分で予約を入れる挑戦をしたのですが、相手の返事に合わせたフローチャートのようなものを数時間かけて作ってからかけたのを覚えています。

 大人になってからもそれは変わらず、どんな電話でも予めチャートを作らないと不安なんです。でも電話って突然かかってくるから、イヤでした。

 経験を重ねたことで自分の中に対応テンプレートのようなものができたので、今は一見普通に対応することはできるのですけれど、心臓がバクバクするストレスは未だに感じています。

 営業電話なんかは、受信するたびに5,000円くらいもらわないと割に合わないと思うくらいストレスです。

 電話が一回鳴るだけで「どうしよう、出ないと。でもただの営業かもしれないし…大事な電話だったら電話帳の名前が表示されるはず。だけどもしも登録してない知り合いからだったら?」などと高速で思考がぐるぐるするので、たった30秒ほどの電話着信で1時間くらいのエネルギーを消耗してぐったりします。

 あまりにも効率が悪いと思ったので、今はもう「電話は基本的に出ない」と決めて、周囲にもなるべく伝えるようにしました。知り合いには「電話が苦手です」と宣言し、SNSにも何度も繰り返し電話が苦手なことを書いています。

 今はありがたいことに、友人は事前に「今電話していい?」と確認してくれますし、ほとんどの業務連絡はテキストベースで済むようになったので、ストレスが激減しました。

カフェインを飲めない

 2つ目の苦手なことは、カフェインです。

 特にコーヒーは1杯どころか数口飲んだだけでも心臓が苦しくなって興奮状態になり、丸一日眠れなくなったあとに通常より長い睡眠をとることになります。

 影響が1日だけならまだ良いのですが、こうやって狂ったリズムを整えるのにさらに数日かかります。ひどいときは狂った調子を整えるのに1週間以上かかることもあります。

 だから1ヶ月潰しても良いと思えるとき以外は、口をつけないようになりました。

 だけどコーヒーが飲めないって、人付き合いがけっこう大変です。どこかに訪問すると、高い確率でコーヒーを出していただくからです。

 昔は断れずに、無理して飲むことがちょくちょくありました。

 そのたびに調子が狂ったり体調を崩したりして、さすがにこのままではしんどいと思い、カフェインが苦手なことをなるべくマメに伝えていくようになりました。

 コーヒーが出たときも我慢して飲むことをせず、飲めないことをお伝えできるようになりました。

 今思うと、せっかくお出しくださったものを我慢して飲むのも失礼なことをしていたと思います。それなら素直に飲めないことをお伝えしたほうが、次からお互いに気持ちよく過ごすことができますものね。

 今では私のプロフィールに「ぬるい水が好き」と書いてあるのを見て、相手の方がおもてなしとしてお水を出してくださることも増えました。

人と長時間一緒にいるのがしんどい

 3つ目の苦手なことは、面会です。

 ただひたすらに、人といると疲れてしまうんです。

 苦手な人といたら精神が消耗するのは当然だと思いますが、大好きな人だとしてもそれはそれで興奮して疲れてしまいます。

 30代中間までは無尽蔵の体力があったのでなんとか乗り切っていたんですけどね。

 人と話すのは楽しいし、パーティーのような場も好きだったので、自分がまさか人に会うだけで疲れるなんて思っていませんでした。

 でもそのうち、人と長時間会うと次の日ぐったりして寝込んだり体調を崩すのを繰り返すようになって、気が付いたんですよね。

 今は特別親しい人以外と一緒に過ごせるタイムリミットは2時間と設定して、なるべくその時間を超えないようにしています。

 この性質、社会人としては致命的なので最初は言えずにいました。

 でも今は、なるべく素直に伝えていくようにしています。

 それに今の時代は、打ち合わせもZoomで済んだりして、本当に生きやすくなりました。

コミュニケーションに役立つ心の窓

 最後に、コミュニケーションに役立つ心の窓のお話をしようと思います。

 心理学にまつわる言葉なのですが、ジョハリの窓って聞いたことあるでしょうか?

 主観的な自分と客観的な自分を両方から知って、自分自身を認識したり、コミュニケーションを円滑にするのに役立つツールです。

 左上が自分も他人も知ってる自分、右上は他人だけが見えている自分、左下は人には見せない自分、右下は自分も人も気づいてない自分という配置になっています。

 左上の枠を開放の窓というのですが、この自分も他人も知っている自分の部分を広げることで、対人関係のストレスが減るんだそうです。

 苦手なことをオープンにすることも、それに役立ちます。

 ということで今回は、「心の壁を手放す」をテーマに、苦手なことをオープンにして生きやすくなった私の体験談と、コミュニケーションに役立つ心の窓のお話をしました。

 恥ずかしかったり、嫌われるんじゃないかと思って、なかなか言えない苦手なこと。ちょっとオープンにしてみませんか?

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