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手放したい3つの言葉

この記事を書いた人
エリサ
エリサ

・ミニマリスト歴8年
・著書が4カ国で出版
・エンディングノート講師
・北海道で一人暮らし
・40代でおばあちゃんに

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雑談
この記事は約5分で読めます。

 こんにちは。ミニマリストエリサです。

 今回のテーマは、手放したい3つの言葉

 意識によって使う言葉は変わります。反対に、使う言葉によって意識を変えることもできます。

 私が使わないように心がけている言葉を3つご紹介します。

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行動をがんじがらめにする言葉

 1つ目は、思考停止を招き、行動をがんじがらめにする言葉。「べき」です。

  • 「苦しくても耐える”べき”」
  • 「頼まれたら引き受ける”べき”」
  • 「どんなときも笑顔でいる”べき」
  • 「女性ならこうある”べき”」
  • 「母親ならこうある”べき”」

 自分を鼓舞するため意図的に使うなら良いけれど、そうじゃなければ危険信号だと思っています。

 まず自分自身に対して使う場合は、「べき」を使った瞬間にそれ以外の選択肢が消えて、視野が狭くなるのではないでしょうか。

 人に対して使った場合は、相手の行動を縛る呪いの言葉になったりもします。

 「べき」を使ってしまったとき、使いそうになったときは、一旦立ち止まってみてください。「本当にそうだろうか」「他の選択肢はないのかな?」と考えてみることで、視界が開けていきます。

 例えば「頼まれたら引き受ける”べき”」と思ったときは「頼まれて引き受けなくても、相手と良い関係でいる道はあるか?」と考えたり、「女性ならこうある”べき”」と言いそうになったら「女性だという理由であり方を決められてきたのはなぜだろう」といきさつに目を向けて見ると、新たな発見があると思います。

 ちなみに私は会社経営を初めて間もない頃、「べき」が口グセになっていました。経営者ならこうするべき、社会人ならこうするべきという考えに支配されて、最終的にはうつ状態になりました。元々注意欠陥の性質が強く、繊細な気質を持つ私には「べき」という言葉は重荷でしかなかったのでしょうね。1年間この言葉を使わないように心がけたことで、自分に合わせた選択をしても良いと思えるようになって、今の自由な私に至ります。

妥協を感じさせる言葉

 2つ目の言葉は「まあ」です。

  • 「まあ、それでいいか」
  • 「まあ、このくらいの出来で良いか」
  • 「まあ、そのお店にしておくか」

 「まあ」という言葉が出るときは、妥協の気持ちがあるのではないでしょうか。

 意図的に言葉を軽くするために使うなら良いと思いますが、口グセのようになっているなら改善したい言葉です。たまの妥協なら歩み寄りとして必要なこともあるけれど、人生の多くが妥協だったら、ちょっと悲しいですよね。

  「まあ」を使ったとき、使いそうになったときは、「本当はどうしたいのか」「どういう環境に行けば叶えられるのか」と考えてみると、暮らしを変えるきっかけになったりします。

 そしてもし譲り合い・歩み寄りとして妥協をするなら、言い換えとして例えば「まあ、それでいいか」は「それにしよう!」、「まあ、このくらいの出来で良いか」は「このくらいの出来を良しとする」、「まあ、そのお店にしておくか」は「そのお店がいいね」

と言ったほうが、気持ちよく聞こえると思います。

原動力を奪う言葉

 3つ目に使わない言葉は「ダメ」です。

  • 「それじゃダメ」
  • 「ダメ!触らないで!」
  • 「ダメなものはダメ」

 この言葉は、気持ちをしぼませてしまいます。それに具体的ではないので、改善にもつながりません

 例えば上司が部下に「その資料じゃダメだ」と言う場合。「その資料じゃデータが足りない」とか「その資料じゃ文字が小さすぎて見づらい」など、ダメなポイントを伝えたほうが、行動につながります。

 もっと言うなら「その資料にデータを足したらクライアントが理解しやすくなる」「その資料の文字を大きくしたら高齢者が読みやすくなる」と、言ったほうが、改善した先にどんなプラスが待っているのかがわかって、原動力になるはずです。

 ある意味「ダメ」って、ラクな言葉なんですよね。説明する手間を省ける言葉。

 だからこそ安易に使わないように気をつけたいと思っています。

 他によく使ってしまうシーンとしては、子どもを叱るときではないでしょうか。危ない物を触ろうとして、思わず「ダメ!」と言ってしまう気持ちはとても共感できます。私もたくさん言ってきました。

 だけど冷静に考えてみると「ダメ!」と言われても、どうしたらいいのかがわからないですよね。

 例えば調理中の包丁に手を出そうとしてるときは「ダメ!触らないであっちいって」より「止まって!触るとケガする、離れて」のほうが、行動が具体的になっているので伝わりやすいです。

 子どもだからわからないとは、私は思いません。むしろ日頃からしっかり伝えることで、言葉をより深く理解していくようになりますからね。

使うほど幸せを感じる言葉

 おまけに、使うほど幸せが増える言葉をご紹介します。

 私は以前、1日に1000回ありがとうを言う実験をしたことがあります。

 最初は誰かが何かをしてくれたりしたときに「ありがとう」と言いました。でもそれでは、1日1000回なんていきません。

 今度は嫌なことや注意をされたときにも「ありがとう」と言ってみました。教えてくれてありがとう、気づきをくれてありがとう、という意味を込めて。それでも、1日1000回には届きません。

 最後は当たり前のことに「ありがとう」と言ってみました。

 水を飲める環境で幸せだな、ありがとう。おひさまが地球を温めてくれてる!ありがとう。体の細胞ひとつひとつが動いて私を生かしてくれてる、ありがとう。

 当たり前のことに「ありがとう」って思えるようになるって、最強だと思いました。

 1日1000回ありがとう実験。一度試してみると、発見があるかもしれませんよ。

まとめ

 ということで今回は、手放したい言葉として

  • 行動をがんじがらめにする言葉「べき」
  • 妥協を感じさせる言葉「まあ」
  • 原動力を奪う言葉「ダメ」

の3つについてお話しました。

 ちなみにこれは、私自身が言わないように気をつけている言葉です。人が使っていても気にしません。

 「エリサさんが言っていたから、使わない”べき”」と囚われないでいただけたらと思います。

 言葉は意識を変えてくれます。
 意識が変わると行動が変わります。
 行動が変わると、暮らしが変わります。

 あなたにとって気持ちのいい言葉がたくさん見つかることを願っています。

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