生理用品の比較表【コスパ/種類/購入しやすさ/蒸れ・ニオイ/処理の手間/温泉・プール】

生理用品ごとの評価を表にしました。

それぞれのメリット・デメリットの参考になれば幸いです。

生理用品の比較表

コストパフォーマンス、種類の豊富さ、購入しやすさ、蒸れ・ニオイづらさ、処理しやすさ、温泉やプールに入れるかどうかを表にしました。

5段階評価で、数が大きいほど『良い』です。

コスパ種類購入蒸れ処理温泉
紙ナプキン35513
布ナプキン13331
タンポン42453
月経カップ52353
シンクロフィット21235

※1クール=月ごとの生理が始まって終わるまでの期間のこと。

コストパフォーマンス

価格調査はAmazonで行いました。(2021年6月14日現在)

紙ナプキンは安いものなら1個あたり10円以下から、羽つきの夜用で大きいのでも30円以内のものがありました。

布ナプキンは安いものだと小さめのが1枚200円から、平均的には1,000円前後が多かったです。
1クール10〜15枚を用意して1年毎に買い替えると考えると、1枚につき30〜100回使って紙ナプキンと同じくらいのコストになるでしょうか。
洗濯や煮沸消毒のコストを考えると、もっとコスパは悪そう。

お洗濯を考えると、2~3日分をそろえればローテーションして使えるので、 まずは10~15枚くらいあれば、その月の生理を布ナプキンで過ごせると思います。

レメディーガーデン|布ナプキンについて

タンポンは1個あたり20〜30円台が多く、オーガニックコットンを使ったものだと30〜40円台に。
紙ナプキンよりも取り替え頻度が少なくて済む商品が多いので、その分コストは下がりそう。

月経カップは1個2,000円〜5,000円台が多いようでした。

シンクロフィットは2個パックが1個あたり21円、高いショップだと40円台です。

紙ナプキン・タンポン・シンクロフィットは1回毎の使い捨て、布ナプキンは1クール10〜15枚を用意して1年毎に買い替え、月経カップは経血を洗浄できる環境さえあれば1クール1個で乗り切ることもできるし2〜10年買い替え無しで使えたという話もありました。

種類の多さ

ダントツで紙ナプキンの種類が多いです。
紙ナプキンを扱ってるメーカーから、軽い日用・重い日用、羽つき・なし、オーガニックコットンなどなど、選び放題。
パッケージデザインがシンプルだったりおしゃれなものも増えました。

布ナプキンは取り扱うお店・メーカーが増えたので選びやすいです。

タンポンは紙ナプキンのようにあちこちのメーカーで作られていると思っていましたが、調べてみたらかなり少なかったです。
楽天市場で『タンポン』と検索すると、ソフィシリーズがずらっと。

月経カップは日本では限られた中からの選択、シンクロフィットは唯一無二の存在です。

購入しやすさ

紙ナプキンやタンポンは、スーパーやドラッグストアで当たり前のように取り扱いがあります。

布ナプキンや月経カップを買える場所はまだ限られているのではないでしょうか。
私はインターネット通販で探して購入していました。

シンクロフィットは紙ナプキンでおなじみのユニチャーム・ソフィシリーズなので、買う人が増えれば取り扱うリアルショップも増えそうです。
私は札幌のスーパーやドラッグストアで探しましたが、よく行く場所では見つかりませんでした。

蒸れ・ニオイづらさ

蒸れづらさは、ニオイづらさにも直結しますね。

膣内で経血を食い止める形状の、タンポンと月経カップが一番蒸れづらいです。

布ナプキンは肌に優しく通気性の良い素材を使っている場合が多いので、比較的蒸れづらくニオイも少なめ。

シンクロフィットは膣口で経血を受け止めるので、紙ナプキンよりは蒸れ・ニオイが小規模に留まりやすいです。

処理のしやすさ

これはダントツでシンクロフィットだと思いました。
便座に座ったらポトンと落ちて、そのまま流せるので手も汚れません。

紙ナプキンやタンポンは、取り外したあとに包んで袋類に入れ、地域の処理方法に従って毎回処分する必要があります。

月経カップは毎回の洗浄と、1クールごとの煮沸消毒の手間が。シリコン製なので洗浄はチャチャッと終わります。

布ナプキンも同様の手順ですが、染み込んだ血液を落とすには洗濯機では難しい面があり、手作業ですすぐ手間がかかります。

温泉・プールに入れるか

膣内に装着するタイプのタンポンと月経カップなら、温泉やプールに入ることができます。

タンポンの場合は長めのヒモが外に出た状態になるので、温泉だと少し気になるかも。

おまけ

エコという視点から月経カップや布ナプキンを選ぶケースがあると思います。

月経カップは何しろ洗浄が短時間で終わるので、長く使い続ければそれなりの効果はありそう。

布ナプキンについては、製造段階の環境負荷や洗浄による負荷を考えると、なんとも言えない気がしています。
洗剤選びや残り湯を使うなどの工夫次第でしょうか。

あなたは何を使いますか?

あなたはどんな生理用品を使っていますか?

もしご愛用のアイテムがあれば、お教えください。

今回の表がお役に立てば幸いです。

エリサ

・ミニマリスト歴8年 ・著書が4カ国で出版 ・エンディングノート講師 ・北海道で一人暮らし ・40代でおばあちゃんに

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