「毎日を特別な日のように生きること」
フランス人は10着しか服を持たない 裏表紙より
カリフォルニアで生まれ育った女性が、フランス貴族にホームステイ。
その家に住む『マダム・シック』から学んだのは、暮らしの質を高めるコツ。
選び抜いた季節のワードローブ10着のヒミツが解き明かされます。
今回はこの本を、ミニマリストの視点でご紹介いたします。
※この記事は旧ブログ『魔法使いのシンプルライフ』公開記事を元に書き直しました。
そこそこ似合う服をたくさん持つより、よく似合う定番コーディネートがひとつあるほうが魅力的だと私は感じます。
ミニマリスト流に言うと『私服の制服化』ですね。
普段の自分の過ごし方から、服を選ぶ方法が具体的に書かれていました。
ここはぜひ本を手にとってご覧いただきたいところ。
平日と休日の両面から考えるのがポイントのようです。
いわゆる『物の住所を決める』方法。
置き場所が決まっていることがいかに大切なのかわかるお話でした。
だからいつもきれいな空間をラクに保てるんですね。
ワンシーズンごとに10着を決めるという方法。
今の季節に絞って考えることで、選びやすくなりました。
寒い冬に夏の服装を考えたり、逆に暑いときに冬の服装を決めるのって、イメージがぼやけてむずかしいんですよね。
全体を通して感じたのは「ていねいで上質なものを」という姿勢。
なのでこの本は、こんな方におすすめです。
↓続編やコミック版などが出ていました。