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『やればできる』のワナ

 こんにちは。ミニマリストエリサです。

 今回のテーマは、『やればできる』のワナです。

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『やればできる』のワナ

 やればできるという言葉は、ポジティブな意味で使われることが多いと思います。

 行動を迷ってるときに「やればできる!」と自分を奮い立たせたり、人の可能性を広げるために「やればできる!」と応援するのは、プラスの使い方です。

 だけどときには、逃げの言葉として使われることがあると思いました。

 仕事やスポーツに挑戦してうまくいった人を見て「自分だって、やればできる」と口だけで言うとか、やらない言い訳として「きっとやればできるんだろうけどね」なんて言ってしまうとき。

 これらはマイナスの使い方ではないでしょうか。

できない自分を認める

 どうしてそうなってしまうかというと。『やればできる』を心の支えにするには、『やったらできなかった』という現実を回避する必要があるからではないでしょうか。

 やってみなければ、本当にできるかどうかはわからないので、やればできるという言葉で自分を信じ続けることができますから。

 だけどそういう生き方をしていたら、成長しないのは確実です。

 じゃあどうすれば良いのか。まずはできない自分を認めることからではないかと思いました。

 私がこう思えるようになったのは、小中学校で9年間の不登校を経て学校に通い始めたことがきっかけです。中学3年生で船という漢字が書けない、分数の計算もままならない。周りと比べて圧倒的にできないことを目の当たりにして、恥をかいてたくさん失敗して情けない思いもたくさんして…でもその先には、大きな自分の成長があったんです。

 できない自分を認めるところからが、人生の本当のスタートでした。

『やればできる』を手放す

 『やればできる』という言葉を使うとき、行動を後押しする力になっているか、それとも逃げるために使っているかをチェックしてみてください。

 もしも逃げになっていたときは『やればできる』を一旦手放して、「やってもできないかもしれないけど、やってみよう」に変えるのが良いのではないでしょうか。

 それが自分の行動を後押しして、可能性を広げ、成長を支えてくれると思いました。

まとめ

 ということで今回は、

  • 『やればできる』のワナ
  • できない自分を認める
  • 『やればできる』を手放す

というお話をしました。

 行動するきっかけになったら嬉しいです。

エリサ

・ミニマリスト歴8年 ・著書が4カ国で出版 ・エンディングノート講師 ・北海道で一人暮らし ・40代でおばあちゃんに

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