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愛着の強い私がモノを手放せるようになった理由

今でこそ少ない物で暮らしていますが、元々は物への愛着が強くて手放せない性質でした。

どうして手放せるのようになったのか、過去をたどりながらお話したいと思います。

子どもの頃のエピソード

小学2年生くらいのことだったと思います。

お気に入りだったペンケースを失くしてしまったことがありました。
替えのペンケースは他にもいくつかありましたが、ひとつでも物が失くなると悲しくって。

もうどうにも見つからないと諦めがつくまで、探し続けたのを覚えています。
その後もしばらくは「あのペンケース、どこで何をしてるかな」「誰かが大切に使ってくれているといいな」と考えて切なくなっていました。

↓ちょうどこんな色のペンケース(もう少しラベンダー寄り)

なぜ手放せるようになったのか

物をスパスパ手放していると、薄情になったように見えるかもしれません。

ですが私の場合は、物よりも大切なものができたという感覚です。

↓愛情が小さくなったのではなく

↓もっと大切にしたいものができただけ

私のぜいたくな手放し方

ミニマリストになってから、ずいぶんたくさんのモノを手放してきました。

ですが今も、まだ使える物をただ捨てるのには抵抗があります。

だからまったく黒字にならないときでも、フリマアプリのメルカリやジモティに出したりリサイクルショップに持っていったりします。

これは合理的に考えるとムダですが、心を健やかに保つための行為。
一種の「手間のぜいたく」だと思っています。

それでもダメなときは

傷みが激しかったり個人的な思いや情報が入っていていて、売るのもあげるのも難しいということがあります。

そういうときはお焚き上げがおすすめ。

お焚き上げとは「想いが込もっていて直接捨てるのは忍びないお品」について、神社やお寺に祈祷や読経を依頼して手放すおこないです。
お焚き上げは、ご祈祷やお経などのお祈りを捧げてお品を「浄化」すること、その後にお品を焼いて「浄火」することの二つの行いから成り立ちます。

お焚き上げとは?意味や対象品、ご利用方法は?|ご住職にも聞きました https://www.otakiage.com/column/?id=1508811641-891167

終活にもお焚き上げの話がよく出てきます。

↓サービスの一例

↓なんと楽天やAmazonにもお焚き上げサービスがありました。

物の供養といいますか、思い入れのある物を手放すのに良い方法ですね。

捨てることに抵抗がある場合は、検討してみてはいかがでしょうか。

今回は愛着の強い私がモノを手放せるようになった理由についてお話しました。
すっきりした暮らしをしたいけれど物が捨てられない方にとって、一歩踏み出すきっかけになったのなら幸いです。

エリサ

・ミニマリスト歴8年 ・著書が4カ国で出版 ・エンディングノート講師 ・北海道で一人暮らし ・40代でおばあちゃんに

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