10代の頃は、親のすることなすことにイライラしていた時期が。今思えば、あの苛立ちの正体は、親への大きすぎる期待でした。
この記事は2021年12月のVoicy放送をもとにしています。20代、30代、40代と歳を重ねる中で、親への見方は今も少しずつ変わり続けています。
理不尽なイライラの正体
相手に対して怒りや不満を感じるとき、その根っこには期待という感情があります。特に目上の人に対しては、自分よりできて当たり前という期待が働きやすいのだと思います。10代だった私は、父や母のすることなすことにイライラしていました。注意の仕方に配慮が足りない、家の中で突然歌うのがうるさい、私の友達への挨拶の仕方が変だった、など。大きなことから小さなことまで、気になって仕方ありませんでした。
親に対して抱いていた大きな期待
今思うと、何もかもに難癖をつけていただけなのですが、根底には親への大きな期待がありました。完璧な大人として振る舞ってほしい、私のことをすべて理解してほしい。…今思うと、とんでもないわがまま。
20代になってもその期待は多少残っていて、30代になってようやく、「親も人間だから不完全で当たり前」と思えるようになりました。40代になった今は、やっとまっすぐに見つめられるようになった気がしています。
期待を手放してわかった愛情
親への理不尽な期待を手放してから、それまで当たり前だと思っていた親の行為に、大きな愛情を感じられるようになりました。口うるさいと思っていた言葉からも、気にかけてくれているという気持ちが伝わってくる。当たり前と思っていた行為にも、感謝の気持ちが湧いてくる。
それは、期待というものを手放したからこそ見えてきた景色だと思っています。


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