もし身近な人が倒れたら、自分は動けるだろうか。そう考えて、2022年に消防署で救命講習を受けました。
この記事は2022年10月のVoicy放送を元にしています。
体で覚えることに意味があった
当日は4〜5人のグループで、心肺蘇生の訓練人形やAEDを囲みながら進みました。座学で説明を聞くだけでなく、実際に声を出し、順番に体を動かします。
いちばん印象に残ったのは、訓練人形で胸骨圧迫を試したことです。動画で見て知っているつもりでも、実際に押してみると、必要な力や姿勢は想像と違いました。AEDも実物に触れながら操作するのを体験しました。とっさのときに迷わないためには、触れた経験があるかどうかも大きいと感じました。
2022年当時はコロナ禍で、人工呼吸は説明のみ、実技はありませんでした。それでも、人形に向かって練習した時間は、知識が少し自分のものになったように思えました。
「誰か」ではなく「あなた」
講習では、倒れている人を見つけた場面を想定して、周りに助けを求める練習もしました。
このとき、「誰か119番をお願いします」ではなく、「あなたは119番をお願いします」「あなたはAEDをお願いします」と、相手を指名して頼むのが大切だと教わりました。「誰か」と言うと、その場の人がお互いの様子をうかがって、動き出しが遅れることがあるそうです。
声に出して練習しておくことで、いざというときの最初の一言が出しやすくなる気がしました。
手順は公式の案内で
救命の手順や、受けられる講習の内容は、地域や時期によって変わります。この記事で触れた内容も2022年当時のものです。最新の内容は、次の公式案内にまとまっています。
- 総務省消防庁|応急手当WEB講習
- お住まいの地域の消防局・自治体の講習案内(「地域名 普通救命講習」で検索)
身近で誰かが倒れたとき、「なにもできない」ではなく、「少しでもできることがある」と思えることは、私にとって救いになりそうです。


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