足の踏み場もないほど散らかった部屋で、私は何年も暮らしていました。今の片付いた部屋があるのは、そのときの失敗に気づけたからです。
一見、片付けに役立ちそうなのに、そのせいで片付かなくなっていたこと。部屋をすてきにしたくてやっていたこと。
どれも良かれと思ってやっていたことが、片付けの失敗につながっていました。
今だからわかる、片付けの失敗パターンを7つ挙げます。
1|細かく分類する
色ごとに並べたり種類で分けたりすると見た目はきれいになります。でもこだわりすぎると面倒になって続けられません。今は分類する前に、まず不便がないくらいまで減らすようにしています。文房具が5つしかなければ、トレイを分けなくてもパッと取り出せます。
2|装飾に手を出す
床にモノが散らかった状態のまま、お気に入りだけを壁に貼ったり棚に置いたりしていました。ゴミもまともに捨てられなかったのに、飾ったモノをメンテナンスできるはずがありません。今は飾る前に、まず片付いた状態を保てるようにするほうが順番として合っていたと思います。
3|目立つ色を多用する
目立たせたいモノを鮮やかな色にすれば目立つ気がしますが、それは周囲がシンプルであってこそ。私はADHDに近い特性があって、目に入ったものに次々気を取られやすく、忘れ物が本当に多い子どもでした。白を基調にしたシンプルな部屋に変えてから、視線が自然と探しものに向かうようになり、忘れ物が人並みまで減りました。
4|便利な道具を使う
炊飯器や圧力鍋のように、便利な道具ほど管理の手間がかかることがあります。掃除ロボットを使ったときも、充電や部品のメンテナンスが面倒に感じました。便利さと管理の手間、どちらが上回るかで見直すようになりました。
5|収納家具を使う
片付けられなかった頃は、収納家具を買えば片付け上手になれる気がしていました。でも実際は家具を増やした分だけモノも増えて、しまってはみ出すの繰り返しでした。今は先にとことん減らしてから、足りない分だけ収納家具を選ぶようにしています。
6|厳重にしまい込む
扉付きの収納は見た目こそ片付いて見えますが、開けて取り出す手間が増える分、よく使うものほど片付けなくなりました。今は取り出すまでがワンステップで済む収納にしています。ただしキッチンだけは例外で、油や水が飛び散る場所は出しっぱなしより、しまい込むほうが掃除がラクだと感じています。
7|やる気あふれる自分を基準にする
片付けようと決めた瞬間はやる気に満ちていて、今の自分ならできると思って収納方法を決めてしまいがちでした。でも本当に続けるには、一番調子の悪い自分に基準を合わせたほうがいいと、後になって気づきました。
私はこの7つの失敗に気づくたびに、片付けの基準が変わりました。その結果、10年以上片付いた部屋をラクにキープしています。


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