私の究極の理想は、隠す収納のない家です。すべてのものが見えていても雑然とせず、暮らしそのものが美術館のような佇まいをもつ家。今回は、そんな遠い理想に向かって、私が今考えていることを書きます。
この記事は2022年10月のVoicy放送をもとにしています。
目指したいのは、暮らしそのものがアートになる家
私が憧れているのは、必要なものが見えていても、空間全体に静かな美しさがある家です。
そこにあるのは、毎日の暮らしで使うものばかり。なのにアートのような佇まい。
一つひとつのモノが自分の基準で選ばれ、置かれているだけで気持ちが整う。そんな住まいをつくれたらと思っています。
美術館とは違う、使いながら美しいもの
美術館のような家といっても、生活感をなくした展示空間にしたいわけではありません。家にあるものは、きちんと暮らしに根付いた実用品であるのが理想です。
機能美というのでしょうか、単に造形だけにこだわったものではなく、機能性を追求した先にある美しさが欲しいのです。
遠い理想に近づくために
今の部屋がその理想にどれくらい近いかと聞かれたら、100点満点でまだ15点ほどです。
100点に近づけるには、さらに持ち物を絞り込み、残した持ち物を一つずつ更新することが必要そう。実用品でありながら、見るだけで幸せな気持ちになれるものを選んでいきたいです。
そして、学びながら探し続けること。今世の中にある商品だけでは理想に届かないなら、素材を学んだり、職人さんを探したり、自分の基準に合うものをつくれる環境まで考える必要があるかもしれません。時間もお金も、人とのつながりも必要になる、途方もない道のりです。
遠い理想を目指して、持ち物を減らし、学び、探し続ける。その時間そのものを、これからも楽しんでいきたいと思います。


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