大きなダイニングテーブル、たくさんの椅子、それからソファ。そういう家具を少しずつ手放してみて、気づいたことがあります。
家具の多さと、心の重さは比例する。
荷物がたくさんあると、模様替えもなんだか面倒に感じて、引っ越しも腰が重くなる気がしていました。
たとえば50キロのリュックを背負っていたら、足腰がすぐに疲れて、遠くまで行くのは躊躇しそうです。それと同じで、家具の重さも、模様替えをする、掃除をする、引っ越しを考える。そういう「動き出す力」に影響しているように感じます。
手放すコツは、たったひとつ
家具を手放すコツは、ひとつだけ。思い込みをリセットすること。
「ダイニングテーブルはあって当たり前」「テレビも当たり前」「ソファも当たり前」。その当たり前を一度わきに置いて、本当に自分の暮らしに必要かをよく考えてみる。私はこれを「思い込みリセット」と呼んでいます。
いるかいらないかを考える前に、無意識に「どんなものを選ぼう」と考えてしまったとき。なるべく、この言葉を思い出すようにしています。
大きな家具を手放すのが不安なら、一度「お試し期間」をつくる方法もあります。部屋に余裕があれば一部屋を倉庫のように使ってしまい込み、一定期間そのまま暮らしてみる。問題なく過ごせたら、安心して手放せます。費用はかかりますが、レンタル倉庫を活用する方法もあります。
ソファをやめて、マットを敷いた
ミニマリストになる前の私は、「ソファがいるかどうか」を考える前に、「どんなソファにしよう」と考えていました。でもある時、「本当にソファって必要かな」と思って。よく考えたら、私の暮らしには必要なかったんです。
当時はソファの代わりに、トレーニングマットを敷いていました。そうしたら、自然とストレッチや筋トレをする機会が増えました。おうち時間の運動量を増やしたかった私には、ちょうどいい環境づくりになりました。
反対に、くつろぐ時間を増やしたいなら、ビーズクッションなんかも良さそうです。思い込みリセットをかけた上で、それでも必要だと思えば、また持てばいいと思っています。
“便利”で暮らしを圧迫しないために
整理整頓のために便利な家具を増やしたくなることもあります。でも、どんなに便利でも、物が増えれば管理の手間は増え、暮らしを圧迫してしまうこともあります。
まずはとことん手放して身軽になってから、本当に必要な家具だけを揃えていく。そのくらいがちょうどいいのかなと思っています。


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