Me活ワークという世界
Me活一期生 卒業記念ブログ
2024年4月13日、『Me活ワーク』という名で始まったhibiyaのオンラインワークショップ。
このコミュニティの約束事は、大きくはひとつだけ。
みんなでみんなのMe活を応援する。
[me time]
自分を意識的に労わり整える時間。
自分を後回しにしない「私時間」の作り方の著者さん、池田千恵さんの発信から生まれた言葉のよう。
この言葉にインスピレーションをもらい【Me活】という言葉が出来た。
Me活一期生は、hibiyaの初版エンディングノートを購入くださった7名。
元々エリサさんへの共感で集まった方々が、エリサさんがいないこのワークショップに何を期待されるのか?
正直不安がなかったと言えば嘘になる。
参加者さんは、エンディングノートを上手く書き進めることが出来ずに悩んでおられた方がほとんど。
書き進めることが好きな私と、書くことが楽しくて仕方ないというhibiyaのスタッフひろたんとが、どうすれば「書けない悩み」に寄り添えるのか?
エンディングノートのガイドブックを作った時と同じく、私はとにかくワークの案を出し続け、ひろたんがそれを分かりやすくまとめて、みんなのお話しと結び付けていく。
そんな形で一期生は始まった。
hibiyaのエンディングノートのシールやガイドブックは、みなさんがオリジナルのエンディングノートを作りやすくする為に制作したつもりだったが、実際に書き進めていくには、多くの難所が待ち構えていたことに気づかずにはいられなかった。
まじめで几帳面な人ほど、最初の一歩が踏み出せずにいた。
エンディングノートの中身は、自分だけが知っていること。
なので外に正解がないのだ。
回答のないものに向かっていく難しさを乗り越える為には、楽しい、好き、という気持ちがないとしんどくなる。
自分が自分の出した自分情報にしっくりきていなければ、何を書いても満足感が得られない。
「これ、本当の私の希望かな?」
書けば書くほど、まじめな人ほど分からなくなる。
自分がここ一年でやりたいことが何なのか?
やりたいことリストさえ曖昧で進められないのに、自分が亡くなった時にどうして欲しいか?なんて分かるはずもないのだ。
エンディングノートは、やはり難しいのか?
Me活一期生の中に、課題は一番に提出し、ワーク終了後には次回の自身の課題をすぐオープンチャットで発表する、という「Me活ワークの申し子」とでも言いたくなるような優等生Mさんがいる。(実は7人全員優等生なのだが、、、)
彼女はエンディングノートを着実に進ませていった。
回を追うごとに書けているページが増え、その様子を共有してくれることで、私達みんなもやる気をもらっていた。
しかし、彼女がすごかったのはそれだけではなかった。
ある種の諦めがあると思われた18年間変えることの出来なかった仕事へのスタンスを、一変させたのだ。
最初ワークに登場した彼女は、自分のことを後回しにしてしまう優しさが、はかなげな危うさに見えた。
けれど、ワークと真摯に向き合いながら、彼女の中に確かに宿っていた芯のある軸から、見事な花を咲かせていった。
そんな彼女が最終回前に「Me活やっててよかった」と自身のチャレンジとも言える行動を、一期生のチャットでいち早く報告してくれた。
みんなの反応も感動的だった。
半分くらいワークが済んだ頃、一期生の癒し系担当ながら数々の手放しに果敢に挑んでいたTさんが、チャットに書き込んでくれたコメントには、私もひろたんも感涙だった。
『私は飽きっぽくて、昔エンディングノートに数回チャレンジしたのですが、続かずでした。今回は皆さんとともにエンディングノートを書き進めることが出来てありがたいです。あの世に行って「あの時Me活ワークやっててよかった」って言えそう☺』
(本文そのまま)
この言葉を貰えただけで、私はMe活ワークを始めたことに意味を感じることが出来た。
目指すところが見えたような気持ちだった。
それからというもの、次々とみんなの活躍で、Me活ワークは神回が更新されていった。
そして今思い返すと、一期生の合言葉はこれかもしれない。
「私達は地球ランドに遊びにきている、楽しも!」
私は心の中で「GOD姉ちゃん」と呼んでいた、Eさんの言葉(笑)
Me活ワークは、自分を深堀りして見たくなかった自分に出会うこともある。
自分で自分を傷つけてしまうような一瞬もある。
だけどそんな時もEさんは、いつも大きな愛と確かな俯瞰力で、一期生を支えてくれた。
こころから感謝。
まだあと四名、愛しきメンバーがいる。
一期生は全員、Me活pieceという一年間の単発参加型ワークに進むことを希望してくれた。
それぞれ全員がMe活を終わらせたくないと、おかわりMe活をしてくれたのだ。
これからどれくらい成長していくか分からないと思わせてくれる、伸びしろだらけの四人のことも、Me活pieceで追いかけながら。
一人ひとり、語りたい。
これは是非、次の機会に。
私はこれからもひろたんと、そしてエリサさんと共に、
「エンディングノートを書き残せる人になりたい」と願う人達に寄り添っていく。