服を300着ほど持っていたころは、”着られるかどうか”で服を見ていました。減らしていく途中で、”着たいかどうか”で選べるようになりました。
この記事は2022年9月のVoicy放送を元にしています。今の服の数や選び方とは違いますが、減らしていった過程の記録として残しています。
メンテナンスが必要だった服
最初に手放したのは、毛玉だらけの服、落ちないシミの服、ファスナーやボタンが壊れた服でした。そのままでは着られないのに、当たり前のように持っていました。
手放せなかったのは、可能性を捨てられなかったからだと思います。毛玉を取れば、シミを抜けば、直せば着られるかもしれない。でも、その可能性を試したことは一度もありませんでした。可能性だけを見て、持ち続けていました。
“着られるか”から、”着たいか”へ
傷んだ服を手放すと、次はトレンドが去った服や着心地の悪い服と向き合えました。ここでやっと、着られるかどうかではなく、着たいかどうかで考えられるようになりました。
服が主役だった見方が、自分が主役の見方に変わった感じです。すると、自分がどんな服を着たいのか分からないことに気づきました。好きな色、苦手な手触り、どう見られたいか。それを掘り下げることになりました。
ゼロから書いた理想のワードローブ
40着から20着に減らすときは、パーソナルカラー診断や骨格診断も参考にしました。そこで、自分に合う服が今の手持ちには無いと気づきました。
役に立ったのが、理想のワードローブリストです。手持ちの服はいったん全部無視して、ゼロから理想だけを書き出す。それに沿って少しずつ入れ替えると、自分の価値観が反映されたワードローブになりました。
13着では少なすぎた
一度は13着まで減らしたこともあります。でも私には少なすぎて、服を着るのがつまらなくなり、急な予定にも対応しづらくなりました。そこから少しずつ戻して、落ち着いたのが20着です。
多すぎと少なすぎの両方を体験したからこそ、20着が自分の適量だと分かりました。今はアップデートのつもりで、時々入れ替えながら20着前後を保っています。
服が少ないと、一枚ずつに目が行きます。手をかけられます。だからめんどうくさがりな私でも、シミ抜きや毛玉取りができるようになりました。
300着を持っていたころの自分に、服を減らした先には服を着る楽しさが待っていると伝えたいです。


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