昨日は東日本大震災の復興支援について書きました。そして今後起こるであろう災害に備えるのも大事です。
南海トラフ地震への備えはできていますか?
南海トラフ地震は、概ね100~150年間隔で繰り返し発生しており、前回の南海トラフ地震(昭和東南海地震(1944年)及び昭和南海地震(1946年))が発生してから70年以上が経過した現在では、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高まってきています。
気象庁|南海トラフ地震について | 南海トラフ地震とは https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/nteq/nteq.html
気象庁発表の情報からもわかるように、私たちが南海トラフ地震に遭遇する確率は高くなってきています。起こるものと考えて準備を整えておきましょう。
我が家の防災備蓄を公開
参考に40代一人暮らしの我が家の防災備蓄をご紹介します。
防災グッズの保管場所
玄関収納の右下に黒いトートバッグに入れて置いてます。日常的に使ってローリングストックしている物もあるので、普段の使いやすさ(上から取り出せるトートバッグ)と、いざというときの持ち出しやすさ(玄関に置く)を考えて、こうなりました。
↓リュックタイプの防災セットなら背負って逃げやすいですね。
防災グッズの中身
左上から順に
- ドライシャンプー(水なしで洗える)
- 電池
- ウェットティッシュ
- 簡易トイレ
- レインコート
- 赤い油性ペン
- スリッパ(安全靴のほうがより安全とのこと)
- 使い捨てカイロ
- 保温アルミシート
- 予備メガネ
- 充電器
- 手回し発電・ソーラー電池つき懐中電灯
- 軍手(皮手袋も用意する予定)
- マスク ※撮影するときに入れ忘れました
↓簡易トイレはこのショップで買いました。
↓ドライシャンプーはこちらを入れています。
赤い油性ペンは避難時に体に名前や家族の連絡先を書くことで、万が一意識を失ったときにも身元がわかりやすくなるそうです。黒いペンでも良いと思いますが、赤のほうが目立ちます。
今後追加したいと思っているのは、笛。笛は身動きが取れなくなったときに自分の居場所を効果的に知らせることができます。大声で叫び続けると体力を消耗したりのどを痛めたりするので、あると安心ですね。
あとは日常使いしている物の中に、防災用品として使える物があります。
- 寝袋
- アルミマット
- 充電式のランプ
寝袋は普段から寝具として使っています。暖かいし、丸ごと洗えるし、気に入って使っています。
↓私のは、これのデザイン違い。
アルミマットは孫のプレイマットとして使ったり、寒い日に窓の冷気を防いだりするのに使っています。折りたたんで座るときの高さ調整に使ったりもできるし、汚れても拭き取ればきれいになるので便利。元々は寝袋の下に敷くつもりで買いましたが、違う用途で活躍しています。
↓このランタンを使っています。ガラスではなくABSという樹脂素材を使っているので、割れづらく安心です。
備蓄の保管場所
食糧はキッチンコンロの下の扉の中に、備蓄水は玄関に保管しています。
どちらもローリングストックしているので、普段使いやすい場所に収納しました。食糧はキッチンで使い、水は出かけるときに持って行く事が多いです。
「ローリングストック」とは、非常用のためだけに食材や生活用品を備蓄するのではなく、普段から食べているものや消耗品を少し多めに買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料や生活用品を家に備蓄しておく、循環型の備蓄方法です。消費しながら備蓄することができるので、備蓄用品を一定量に保ちながら、災害時にも日常に近い生活を送ることができます。
ローリングストックで災害時でも健康や命を守る食事を(tenki.jpサプリ 2021年03月11日) – 日本気象協会 tenki.jp https://tenki.jp/suppl/tokusurubosai/2021/03/11/30291.html#sub-title-a
備蓄の中身
左上から順に
- 高野豆腐
- プロテイン
- パスタ
- 豆乳(3〜9本くらい)
- 缶詰類(20缶くらい)
- オートミール(3〜6袋くらい)
- パウチ食品
- 栄養調整食品
時期によって多少内容は代わりますが、だいたいこのくらいはキープしています。
台風で停電を経験したときに思ったのですが、冷凍・冷蔵しなければならない食品は備蓄になりづらかったです。早く食べきってしまわないと悪くなってしまうので、慌てて消費しました。
オートミールは水でふやかしておけば食べられますし、栄養豊富なのでおすすめです。
一人暮らしですが身内が避難して来ることを考え、常温保存できる食糧で3人が3日以上過ごせるだけのストックをするように心がけています。
10秒地震診断
今いる場所で地震が起きた場合、どんな状態になるのかを診断できるサイト↓があります。
【参考】地震10秒診断|もしもあなたの街で地震がおこると…?
例えば私の場合、このような↓結果が出ました。
私の街で地震がおこると…
————————
震度:5強
確率:7%
停電日数:1日
ガス停止日数:1日
断水日数:4日
全壊確率:0%
出火確率:0%
————————
後悔しないために
ミニマリストという言葉を広く世に広めた本「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」著者の佐々木さんがこのようなツイートをしてらっしゃいました。
「ここまでやったらあとは仕方ないと納得できるところまで。」という言葉に大いに共感しました。
備えても備えても、被害に遭うときは遭うと思います。だけどそのとき「やるだけやった」と思えるか「やっておけばよかった」と思うかでは、後悔の度合いが違うはずです。
備えは納得できるところまで。今できることからやってみませんか。
↓とても親切な解説の防災ブックです。
↓通称「ぼくモノ」、増補版が出ていました。
あなたは防災のために用意しているものや、工夫していること、気をつけていることはありますか?もしあればコメントやTwitterで教えていただけるとうれしいです。
コメント