私がカールフォンリンネを買わなかった3つの理由 ※ご購入なさった方は見ないようお願いいたします

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アパレルブランド『カールフォンリンネ』とは

「オリエンタルラジオ」の中田敦彦が、アパレルブランド「カールフォンリンネ(CARL VON LINNÉ)」を立ち上げた。8月8日から予約販売を開始したが、既にアイテムは完売状態となっている。

カールフォンリンネは「未来のために、知性の上に着る」をコンセプトに掲げたサステナブルブランドで、生産者への適正対価や品質の高さ、着る人が楽しめるデザイン性などを追求。

オリラジ中田敦彦がサステナブルなアパレルブランドを立ち上げ、デザイナーは村松啓市

カール・フォン・リンネというブランド名は、分類学の父とも言われるスウェーデンの生物学者、カール・フォン・リンネ氏から名付けたそうです。

アパレル業界の現状は、大量生産して大量廃棄しなければ利益が出ない構造がある。
そして価格競争で安く売るために、誰かが劣悪な労働環境で犠牲になっている。

そんなアパレル業界の闇を打破すべく立ち上がったのが、あっちゃんこと中田敦彦さん。

完全受注生産することで利益率を確保し、原価率は驚異の65%(通常の2倍以上)を実現。
日本が誇る職人さんや工場に発注することで技術を守り、制作過程もできる限り公開するとのこと。

アパレル業界の闇についてはこちらの動画を、カールフォンリンネの立ち上げについてはこちらのブログをご覧いただくとわかりやすいです。

あっちゃん大好き

お笑い芸人のオリエンタルラジオ(以降オリラジ)時代から、中田敦彦さん(以降あっちゃん)が、大好きな私。

相方の藤森さんが『武勇伝』というお笑いネタで「あっちゃんカッコイー!」というとき、私も心の中で「カッコイー!」と叫んでます。

※ここからちょっとオタク感強めになりますので、めんどうな方は読み飛ばしてください。

下積みなしで売れて「天狗になった」と言われてどん底まで落ち、そこから復活したときの新ネタで繰り出された「折られた天狗の鼻を拾い上げそいつを振り回す!ペケポン」を聞いたときは、オリラジの紆余曲折とそれでも立ち上がる強さとネタに昇華するセンスなどなどがごっちゃになって、めちゃくちゃ笑いながら感動して涙と鼻水と大洪水でした。今見ても笑いながら泣きます。

紅白でも歌唱された、PERFECT HUMAN(オリラジを中心に結成されたダンス&ボーカルユニットRADIO FISHの楽曲)がお笑い番組で披露された映像を見たとき、「これぞエンターテインメント、これぞ既存の枠を打ち破る本当のお笑い…!」「お笑い界の常識を塗り替えた、快挙!」と感動に打ち震え(本当に震えた)、笑いと涙と鼻水で大変なことになりました。ナイナイ岡村さんのツッコミにはちょっとイラッとしましたが、見返してみたらあの空気を整えるためには必要だったんだなと納得です。(岡村さんごめんなさい)

あっちゃんがYouTube大学で2時間24分の自分語りを始めたときには「これだけ長い時間を飽きさせずに話し続けられる人が存在する奇跡!」と思いましたし、その中で披露された学生時代のエピソード「勉強に集中したいからクラスメイトに話しかけられても無視する」というアイディアを実行してしまうサイコパス感に恐れおののきながらも突出した生き方にしびれました。

まだ全然書き足りないのですが、とにかく私はあっちゃんの生き方や行動が大好きです。

買うつもりでいた

そんなあっちゃんが、アパレル業界の闇にメスを入れた今回のプロジェクト。

リアルタイムでプロジェクト発表動画を見ながら、買う気満々でショップサイトを開きました。

けれど、買えなかったんです。買う気になれなかったんです。

私が見た段階では、まだ品切れしていなかったにも関わらず。

買わなかった理由

※カールフォンリンネ第一弾の服を気に入ってらっしゃる方やご購入なさった方は、この項目を飛ばして『今できる選択』からお読みください。

買わなかった理由は3つあります。

トレンド要素が強すぎる

トレンド要素が強すぎると思いました。

パーカーの袖はたっぷりボリュームがあり、シャツはビッグシルエット。
数年前からのトレンドなので、きっと徐々に廃れていくはず。
せっかくいい素材を使っているのに、長年愛用できるイメージが湧きませんでした。

短期間着る前提のファストファッションなら、トレンド感があると楽しめます。
けれどサスティナブル=持続可能なものづくりを謳うのであれば、トレンド感はむしろ邪魔。

シャツなんかは「今着たい」と思えるデザインなんですけどね。

ニットは、軽くトレンドを取り入れつつも普遍的なシルエットに収まっていて、長く着られそうに感じました。
デザインをご担当なさっている村松啓市さんが、ニット畑の方だからでしょうか。

シワやヨレが気になる

約3万円のコートを見たとき、シワやヨレが気になりました。
特にチェック柄は目立っています。

シワが出やすい商品だとしても、撮影時にはなるべくシワを伸ばして撮影しそうなもの。
それでもシワやヨレが気になるのは、素材選びやパターンに問題があるのではないでしょうか。

せっかく原価率を上げたのに、その分のクオリティを感じられません。

参考計算式
コート価格29,700円(税込)÷消費税1.1=27,000円
27,000円×カールフォンリンネの原価率0.65(65%)=17,550円
17,550円÷一般的な原価率0.3(30%)=58,500円
58,500円×消費税1.1=64,350円

正当な人件費を払う分を考えると、6万円のコートに負けても仕方ないとは言えるけれども…

生地や縫いについては、日本が誇る職人さんや工場で作っているそうです。

だとしたら、生地やデザインを生かせるパタンナーさんを入れたら変わるのかもしれません。
人の関節の動きや重力で生地が引っ張られる方向を、計算してないから生まれたシワ・ヨレにも見えるました。

着やすさが考えられてない

シャツのお手入れ方法に『手洗い可』と書かれていました。

洗濯不可の高級ブランドのように、ファッションのためなら多少の不便は厭わない人向けならともかく。

これでは「多くの人に使って欲しいから、高品質なものを買いやすい価格で」と謳っても、いわゆる丁寧な暮らしをしている人か、シャツを毎回クリーニングに出すような人しか使い続けられないのでは。
結果的にタンスの肥やしになっては本末転倒です。

今やプリーツスカートですら洗濯機で洗えるものが増え、スーツですらシャワーで流すだけできれいになる商品がある時代。
一部の意識高い人だけではなく、一般に広めたいのであれば、お手入れのしやすさという面にももう少し目を向けてくれたらな…と。

※すべて素人の私の個人的な意見です。的はずれな見方だったり、良さを捉えきれてない可能性もあります。ご購入済みの方は存分にカールフォンリンネの服を楽しめますように。

今できる選択

サスティナブル=持続可能なアパレルとして立ち上がったブランド・カールフォンリンネの服を買うに至らなかった私。

代替策として、ファッションとの向き合い方を考えてみました。

古着を売り買いする

※↓ここで言う『エシカル』は、環境保全や社会貢献の意味です。

実はファッションと向き合う上で、もっともエシカルなのは新しい洋服を買うことではありません。

たとえ、エシカルファッションブランドであってもです。

現に、Patagonia創始者のイヴォン・シュイナード(Yvon Chouinard)は、以下のように述べています。

「賢い消費者、善良な市民として責任ある行動をしたいと思うなら、一番いいのは古着を買うことだ。」

引用:著書『社員をサーフィンに行かせよう』

エシカルファッション|その服がどうやって作られているか、知ってますか?

古着を買うこと。既にあるものを回すこと。

実はこれも環境保全につながっています。

他のサスティナブルブランドで探す

あっちゃんも言っていたように、知られていないだけでサスティナブルなアパレルブランドは増えています。

私が愛用しているランニングシューズやパンプスもそう。

これを機会に他のサスティナブルブランドに目を向けるのも良いのではないでしょうか。

カールフォンリンネの真の価値

私の発信は基本的に、良いと思ったものを積極的にご紹介して、イマイチだったものはスルーすることが多いです。
けれど今回のプロジェクトに関しては、知っていただくこと自体に意義があると思ってお話ししました。

あっちゃんの動画で印象に残った言葉「服を買うことは、一票を投じること」。
これをきっかけに商品の買い方をさらに真剣に考えるようになったのは確かです。

カールフォンリンネというブランドが立ち上がった真の価値。
それはアパレル業界と消費者に警笛を鳴らしたことではないでしょうか。

やっぱりあっちゃんはかっこいい!

ちなみに商品はすべて売り切れていました。
カールフォンリンネの次回作に期待しています。

↓ブランド立ち上げまでの経緯が垣間見えた電子書籍。Kindle Unlimitedで読めます。

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