本題:最速でおしゃれに見せる方法

著者:MBさん

 

3行でわかる本の内容

「おしゃれに必要なのはセンスではない、ロジックだ」

ファッションバイヤーの著者が、洋服の着こなしを論理で徹底的に解説。

今までの「感覚的なファッション本」とは一線を画した、男性のおしゃれバイブル。

 

この本は誰におすすめ?

男性のためのファッションバイブルとも言える本ですが、女性の私にとっても目からうろこがポロポロでした。

そのまま真似することはできないけれど、要素をレディース物に当てはめて考えてみようかと。

逆に男性にとっては、おしゃれが完全に身につくまで、何度も読み返す価値のある本になると思います。

 

「これってそういう理由で、こっちのほうがかっこよく見えていたのか!」とか、「ここの違いでおしゃれかどうか判断していたのか!」という発見が次々と。

 

感覚的な言葉でつづられるファッション本の中で、異彩を放っています。

むしろ今までのファッション本には興味がまったくわかなかった人にこそ、読んで欲しい!

 

この本を読む男性が増えたら、確実に日本のおしゃれレベルは底上げされるでしょう。

 

  • センスに自信のない男性
  • 自分のおしゃれレベルを確認したい男性
  • おしゃれなんてムダと思っている男性
  • ファッション本には興味が持てなかった人
  • ファッション本を読み漁ったけどしっくりこなかった人
  • 合理的な考え方が好きな人
  • センスには自信があるけど言葉で説明するのはむずかしいと思ってた人

 

最初は「ファッション本にしては文字が多いな!」と思いましたが、読めば納得。

「おしゃれ」を「感覚」ではなく「論理」で伝えるためには、この文字量が必要と思いました。

 

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私が注目した3つの言葉

1.日本人の「ドレス」と「カジュアル」の黄金比率は7:3-34ページ

アイテムを、デザイン・素材・色ごとに「ドレス寄り」「カジュアル寄り」で分け、その比率を整える方法が詳しく書かれています。

この考え方、画期的だと思いました。

 

さらに細かい計算がニガテな人向けに、「すべてのアイテムの2要素を、ドレスにロックする」という方法も。

 

黒いスキニーデニム

デザイン→ドレス(裾がピタッとしてるとドレス寄りになるとのこと)

素材→カジュアル(デニム素材はもともと労働者の服ですものね)

色→ドレス(無彩色はドレスカラー)

 

デザインと色がドレスなので、これでアイテム自体が「ドレス7:カジュアル3」でロックされた状態に。

 

2.印象は「先端」で決まる-108ページ

首まわり、裾、袖などの「先端」は視線が集中するので、そこを整えるだけで印象が一変するそうです。

 

これは「着こなし」をいろいろ工夫してきたことのある方たちは、感覚として実感していることだと思います。

例えばなんだか冴えないコーディネートが、手首をまくっただけで収まりが良くなったりするように。

 

こうして論理として学ぶことで、他のシーンにも反映させやすくなると思いました。

 

3.ダサいデニムを蘇らせる方法-124ページ

この本を読みながら「服、すべて入れ替えか…?」と震えた人への朗報。

冴えない服を、ちょっとした工夫でおしゃれに見せるワザも掲載されています。

 

一番簡単なのは「ロールアップして足首を見せる」方法。

これで先端がシャープになり、全体のバランスが整います。

写真付きで書いてあるので、わかりやすいです。

 

普通体型の人が着るから説得力が違う

なにを着たっておしゃれに見えるモデルさんたちが着こなすファッション誌は、一般人にはとても着こなせないコーディネートがいっぱい。

 

ですがこの本は、服を着こなしているのはすべて著者のMBさん。

ご本人いわく「童顔で胴が長い」体型だそう。

決してモデル体型などではない著者がおしゃれに見える服装は、とても説得力があります。

 

私も体型にはコンプレックスがあるので(低身長、肩幅がっちり)、これには大いに励まされました。

 

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この本から取り入れたいこと

スーツのおしゃれには造詣が深いけど、私服のおしゃれには無頓着なため、プライベートな用事もスーツでこなしてしまうKさん(男性)にも読んでもらいました。

 

さっそくワードローブの入れ替えが始まっています。

Kさんには「ブログのネタにしていい?」と許可をもらいました。

近いうちに、手放した服と新しく入れた服をブログでご紹介したいと思います。

 

 

余談:著者の体験談に感動

この本で徹底的にロジックでおしゃれを学んだあと、最後に著者のあとがき「おわりに」で完全にやられました。

ファッション本で感動するとは。

ここでは詳しい内容には触れません。

ぜひ手にとって、最初から最後まで読んでみてください。

 

活字がニガテな人にはマンガも

著者のMBさんが監修した、マンガでファッションを学べる本も出ています。

情報ボリュームは断然「最速でおしゃれに見せる方法」のほうがありますが、軽く読みながら学びたい人にはマンガもおすすめ。

スッキリした絵柄で、兄妹のやりとりがおもしろく、自然とファッションの知識が身につきます。