持ち物の定数化バイブル「バッグは、3つあればいい」

持ち物の定数化バイブル「バッグは、3つあればいい」

 

初めにこの表紙を見たとき、バッグの持ち方に特化した内容を想像しました。ですが手にとってパラパラとめくってみると、いい意味で裏切られました。

これは、持ち物の定数化・定量化のバイブルになる本。

著者がどのように持つ物・持たない物を決め、どのような理由で数や量を設定したのかが具体的に書かれているので、ミニマルに暮らす人の思考法を学べるというところに大きな価値があると感じました。

しかもイラストに言葉を添えた方式の本なので、頭にスルスルと入ってきます。

 

持ち物の定数化・定量化とは?

定数化は持ち物を数で管理すること。例えば服の数を20着と決め、新しい服を1枚購入したら1枚手放す感じです。

定量化は持ち物を量で管理すること。例えば服の量を「この引き出しに入る分だけ」と決めて、そこに収まらなくなったら手放す形です。

 

定量化するチャンス

本の中に「本が増えてきたから本棚を増やす?」「NO!」「上限を超えたら中身を減らそう!」というトークがありました。

収納が足りなくなったとき、収納用品を増やすというのが一般的には多いパターンだったと思います。ですが、ここが定量化のチャンスなんですね。

 

増やさないための工夫

突然の雨に降られる度、仕方なく購入してしまう傘。その行為を無くすために、軽量傘+傘ケースを常に持ち歩くようになったという著者の話に、深く考えさせられました。

私は持ち物を増やさないため、いざというときは買って、すぐ手放せば良いという思考になりがち。

ただ持ち物を減らすのではなく、どんな行為を減らしたいか…つまり行動のミニマリズムという美しさがここにあると思いました。見習おうと思います。

 

メガネ3つの理由

ミニマリストと名乗る方がメガネを3つ持っているというのは、意外に多いと感じるのではないでしょうか。ですがここにこそ、著者のミニマリスト魂が表れていると思いました。

ひとつひとつのメガネがどうして必要な理由が明確に書かれていて、これらが著者の暮らしにとっての最小限なのだということがわかります。

 

ミニマリストの美意識

著者は他に、ペットボトルを買わないために小さいドリンクボトルを持ち歩いているそうです。この理由は、ペットボトルを洗って干してゴミに捨てるという行為を減らすため。これには目から鱗が落ちました。ドリンクボトルとゴミ捨ての手間のどちらを無くしたいかを比較した結果ですよね。

誰かとの比較ではなく自分にとっての最小限を見極めること。それがミニマリストの美意識。

 


バッグは、3つあればいい 迷いがなくなる「定数化」

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